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「明石城光のアート」(明石城築城400周年記念事業)本学教員と学生が協力しました

2019年09月05日 産官学連携 プロダクト・インテリアデザイン学科 企業向けのお知らせ 事業推進課 ビジュアルデザイン学科 学生活動 成果・実績 芸術工学研究所 社会連携

兵庫県と明石市等が連携し、2019年明石城築城400周年を記念して3月23日から11月30日まで記念事業を行っています。
夏は「光」をテーマに、「明石城櫓・石垣ライトアップ」や「明石城キャンドルナイト」など多彩なライトアップイベントが開催されています。

その中の一つとして、東芝生広場にて「明石城光のアート」(9月1日まで)が開催され、プロダクト・インテリアデザイン学科の相澤孝司 教授野口僚 実習助手井上小矢香 実習助手とビジュアルデザイン学科かわいひろゆき 教授の指導のもと、本学学生がオブジェを制作・展示しました。素材は作品化が容易でリサイクル可能なペットボトル約3,200本を使用しています。

明石城を光の明石海峡として見立て、光のアート作品、県民参加のキャンドルイベントを「光でつなぐ」でまとめ、共通のコンセプトとしました。ストーリー性のあるライティングデザインを計画し、「光の明石海峡物語」を展開しています。明石海峡大橋をモチーフとしたメインオブジェでは、ペットボトルを約1,200本使用した全長約17m、幅約2.4mにもなる特大サイズ。こちらは実際に渡ることができる体験型の作品です。

明石海峡大橋の周りには、サブオブジェであるかわいらしい海の生き物や船をモチーフとしたペットボトルアート10基も登場しました。

辺りが暗くなってきたころ、ペットボトルアートのオブジェやキャンドルに灯がともりはじめました。昼間のポップな雰囲気から一転、ふんわりとした優しい光で表現され、とても綺麗です。

県民参加のキャンドルイベントでは、アート作品の周りに海峡の波や潮流をイメージしたデザインに沿って、キャンドルを並べます。揺らめく光が、アート作品の光と一体化し、「光の明石海峡物語」が完成します。キャンドルには一つ一つ思い思いのメッセージが込められています。
メッセージキャンドルでは、かわいひろゆき教授のゼミ生9名が参加。ケミカルライトをリング状にして、人と人を光でつながるワークショップを行い、好きなひとへの感謝のメッセージをキャンドルに巻き付けます。

メインオブジェの明石海峡大橋は白い優しい光でライトアップされていました。

本学が参加したライトアップイベント「明石城光のアート」は終了しましたが、明石城築城400周年を記念としたイベントは他にも実施中です。
今しか体験できないイベントもあります。魅力たくさんの明石市に是非、足を運んでみてください。
明石城築城400周年・明石市制施行100周年記念事業公式サイト(外部リンク)

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これまでにも、地域の活性化とアートを通じた地域交流の一環として、ペットボトルアートが制作されています。
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