
神戸芸術工科大学 学長
[専攻:視覚記号計画・都市景観計画]
1950年岩手県生まれ。
1975年多摩美術大学大学院修士課程修了。博士(芸術工学)。
九州大学副学長ほかを歴任し、現在は名誉教授。
2016年神戸芸術工科大学副学長。
2022年学長に就任
ひと、くらし、まちにドラマを創る。
芸術工学は、社会的な実践力を伴う総合的なデザインの分野です。
本学では、多様な個性を尊重し、個々の能力を最大化させることを目標としてきました。
しかし、近年のデジタル分野の発展、メディアの変化、産業構造の変化に伴い、
デザインの分野が飛躍的に拡張しています。
「才能を発見し、才能を開花させる」という従来のコンセプトに加えて、
多様な技術が横断的に協力しあって大きな目標を達成する「総合力」が問われるようになっているのです。
そこで、「創る力と総合する力」の両面を追求することを意図し、
2024年度から従来の7学科25コースを、幅広い分野を学ぶことができる4学科12コースとし、
融合的な構成によって視野を広げ、学生が主体的に課題を発見し、
解決方法を考え提案できる応用力を育成します。
共通の基礎力としては、コミュニケーション力、表現力、コンピュータの基本を習得。
もちろん安定した就職もサポートし、教職や建築士への進路、産業界とのネットワークも強固です。
また、本学では大学院も重視しています。
教育研究の内容が先進的かつ堅実であり、国際化も進んでおり、人気の大学院となっています。
本学が立地している神戸は、これからますますパワフルに変わります。
大阪、京都とともに関西の都市圏にあり、
大学と地域が密接に連携して新たな時代を開拓していきます。
神戸芸術工科大学でともに、ひと、くらし、まちにドラマを創っていきましょう。
神戸芸術工科大学 学長
佐藤 優