教育EDUCATION

プロダクト・インテリアデザイン学科

特長 1
特長 2
特長 3

コース

ユニバーサルデザインコース

デザイン視点で、「人」「モノ」「仕組み」を考える

ユーザーの多様性を理解したうえで、デザインによって複雑な社会問題に取り組みます。社会の中で製品やサービスに対して問題を抱えている障がいのある人や高齢者とともに、課題の発見や解決に取り組み、使う人の立場に立ったユニバーサルデザインの成果を確認します。そのためにスタイリングはもちろん、電子回路やメカニズムなど、モノの仕組みについても学習します。これらにより、コミュニケーション力や課題解決能力の修得を目指します。

インテリア・家具・木工コース

使い手の立場になって考える、想像する力を身につける

インテリア・家具・木工の領域には、調査、発想、計画、造形、制作、表現、コミュニケーションなどさまざまな能力が必要とされます。本コースでは、これら一連のプロセスを総合的に学びます。特にデザインした空間や家具、木工雑貨、玩具などが使いやすいか、機能するかということをしっかり検討することに重きを置き、使いながら考えることを大切にしています。

プロダクト・カーデザインコース

デザイン手法を幅広く学びアイデアをカタチにする

デザインの対象になるのは、文具や食器、玩具、スポーツ用品、自動車など身近なものから各種工業製品など多種多様。考えたデザインを視覚化するために手描きのアイデアスケッチからPCを用いたスケッチ、3Dソフトを用いたCG表現などの表現方法、さまざまな素材での作品制作方法を幅広く学びます。実際の商品開発の流れに沿った演習を通して将来に役立つ商品開発を体験します。

カリキュラム

1年次

 

使い手や社会のニーズに沿ったデザインを考える

講義や実習で基礎力を養成。人の暮らしに沿った造形を考え、目指す分野への意識を高めます。

身につくチカラ
  • 基本的なプロセスの理解
  • 基礎的な工作能力
  • 初歩的なデザイン手法と表現力
学科共通科目
  • プロダクト・インテリアデザイン概論
  • 家具・インテリアデザイン
  • ユニバーサルデザイン
  • プロダクト・インテリアデザイン実習Ⅰ・Ⅱ
  • ビジュアルテクニックⅠ
  • 製図法演習
  • CAD基礎演習
  • 生活機器デザイン

2年次

ものづくりに取り組み、技術を高める

専門分野への理解を深め、制作技術や表現技法を修得。デザイナーとしての土台をしっかり固めます。

身につくチカラ
  • 作品づくりに必要な知識と技術
  • ソフトウェアの基本操作
  • コンピュータを使った表現力
学科共通科目
  • 自然とデザイン
  • プロダクト・インテリアデザイン実習Ⅲ・Ⅳ
  • ビジュアルテクニックⅡ
  • デジタルプレゼンテーション
  • 福祉住環境論
  • デザインの現場を語る
コース専門科目
  • 照明デザイン
  • インダストリアルデザイン計画
  • インターフェイスデザイン
  • ビジュアルテクニックⅢ
  • インテリア製図Ⅰ・Ⅱ
  • 3Dモデリング演習Ⅰ

3年次

実践的なデザインスキルを磨く

企画・提案を行う一連のデザインワークを実施。産学連携プログラムや演習で実践力を養います。

身につくチカラ
  • 専門的な知識とデザイン手法
  • コースを横断した総合力
  • 社会的な経験値とコラボレーション力
コース専門科目
  • ヒト・モノ・空間を測る
  • 家具・設備計画
  • インテリア表現法
  • ユニバーサルデザインⅠA・ⅠB・ⅡA・ⅡB
  • インテリアデザインⅠA・ⅠB・ⅡA・ⅡB
  • プロダクトデザインⅠA・ⅠB・ⅡA・ⅡB
  • カーデザインⅠA・ⅠB・ⅡA・ⅡB
  • ビジュアルテクニックⅣ
  • 3Dモデリング演習Ⅱ

4年次

培ったデザイン手法と表現力を形にする

卒業研究・卒業制作ではコース横断の自由制作が可能。作品は学外の美術館で一般公開します。

身につくチカラ
  • 高度で専門的な知識とデザイン手法および表現力
  • 作品完成、発表までの計画実行力
特別科目
  • 卒業研究

Curriculum

取得可能資格

学部卒業時
  • 学芸員
  • 高等学校教諭一種(美術・工芸)
  • 中学校教諭一種(美術)
  • 商業施設士補(インテリア・家具・木工コースのみ、3・4年次で取得可)
  • 商業施設士(3年次に商業施設士補を取得した場合、4年次で取得可)
  • インテリアプランナー(インテリア・家具・木工コースでカリキュラム対応)

プロジェクト

BE KASAIプロジェクト

BE KASAIプロジェクトは、2021年12月18日、19日に、兵庫県加西市で行われた「HAPPY BALLOON CHRISTMAS in KASAI」の会場に設置するための巨大オブジェを制作するプロジェクトです。学科を超えた1・2年生18名が、アイデア出しから、制作、現地施工まで全てを行いました。制作された「KASAI」オブジェは、加西市役所の玄関ホールに移設、展示されています。

有馬温泉クリスマスマーケット

有馬温泉で行われたクリスマスマーケットのメインオブジェとなるクリスマスツリーを、1500本のペットボトルを使用して制作し展示しました。また、有馬小学校の児童や有馬温泉の観光客を対象に、クリスマスオーナメントのワークショップの制作指導を行いました。学生たちは、展示会場の現場担当者や有馬温泉観光協会の関係者と協働し、制作から組み立て、ワークショップ指導など、一連のプロセスを経験することができました。

明石城築城400周年記念事業「光の明石城」開催時に行われた
「明石城光のアート」&「明石城キャンドルナイト」

明石の地域活性化、グループワークによる作品制作と学科及び学年を越えた協働によるデザインマインドの育成を目時としたプロジェクト。「光の明石城」のライティングデザインコンセプトとして、メインテーマを「光でつなぐ地域と未来」、サブテーマを「光の明石海峡物語」と設定し、明石海峡大橋をモチーフにしたメインオブジェ1基と、本学学生のサブオブジェ10作品を東芝生広場に展示しました。
イベントの総仕上げとして行われた「明石城キャンドルナイト」では、メインオブジェ及びサブオブジェ作品の周りに海峡の波や潮流をイメージして、参加学生が4000本のキャンドルを並べ点灯。また、ワークショップで来場者の子供たちが描いたキャンドルホルダーを巻きつけて点灯し、来場者と感動を共有しました。

王子動物園ベンチ制作プロジェクト

王子動物園から依頼を受け、休憩スペースに置くベンチのデザイン制作を実施しました。木を用いた王子動物園の雰囲気に合った安全なベンチ、という依頼に対し、園内で飼育されている動物の配置を参考に各エリアから1種類ずつ選択するなど、王子動物園ならではのものになるよう配慮しながら、2・3年のメンバーで一点ずつ制作しました。強度がありながらも予算内に収まる材料の選定、木肌を残した表面仕上げ、構造の検討など、木工の経験がはじめての学生たちには多くの学びあるプロジェクトとなりました。

Design Soil

教員と学生がデザインチームを結成し、より高いレベルのデザインを実践的に学ぶ教育プロジェクト。毎年4月にイタリア・ミラノで開催されるミラノサローネなど、最高峰の展示会に出展し、高い評価を受けています。プロジェクトから生まれた作品は、国内外のメーカーから商品化されているほか、企業と共同で商品開発も行っています。

48時間デザインマラソン

障がいのある人とともに行動し、ともに考え、プロトタイプを制作、ともに発表するプログラム。盲導犬ユーザーの視覚障がいの方、電動車椅子をお使いの高位頸椎損傷の方、リハビリテーション工学の専門家とともにユニバーサルデザインのエッセンスを3日間で体験しました。

進路・卒業生

目指す職業
プロダクトデザイナー
雑貨デザイナー
カーデザイナー
インテリアデザイナー
ディスプレイデザイナー
家具デザイナー
木工作家
ライティングデザイナー
パッケージデザイナー
卒業生の声
進路・就職実績

プロダクト・インテリアデザイン学科 卒業生の職種別就職状況は本サイト「進路・就職実績」ページをご覧ください。