単位の修得に関する留意事項
「卒業研究」(必修)を履修するには、3年次修了時点で、所属学科の定める履修要件を満たしていることが必要です。詳細は、「卒業研究着手条件について」、所属学科の「卒業研究」シラバスまたは所属学科の教員に確認してください。
なお、卒業に必要な単位とは、「教育課程単位」のことです。教職課程および博物館学芸員課程として開講する科目の修得単位は、2019年度入学生より基礎教育科目として開講される一部の科目を除いて、卒業に必要な単位には含まれません。くれぐれも注意してください。
単位の認定について
定められた授業期間の講義、演習、実習、実技などに出席し、試験(定期試験、追試験、再試験)を受験、または授業内での小テスト、 レポート・作品提出など、それぞれの科目で課された要件を満たした場合は、学期または学年の終わりに成績の評価が与えられます。
成績評価
成績評価は100点満点の評点によって行われます。成績評語はS・A・B・C・D・E・Nです。S・A・B・C・Nの場合に単位が認定されますが、D・Eの場合は認定されません。
成績の種類など
評語 | 評 点 | 合否 | GP | 評価基準 |
S | 100点/90点以上 | 合格 | 4.0 | 特にすぐれた成績 |
A | 90点未満80点以上 | 3.0 | すぐれた成績 | |
B | 80点未満70点以上 | 2.0 | 良好な成績 | |
C | 70点未満60点以上 | 1.0 | 合格と認められる最低の成績 | |
N | 認定 | - | 規程に基づく成績 | |
D | 60点未満 | 不合格 | 0 | 合格と認められない成績 |
E | 評価なし | 0 | 出席回数不足、または試験未受験、課題提出不足等で評価できない | |
W | 評価なし | - | - | 履修中止 |
F | 保留 | - | - | 評価保留中 |
※N、W、FはGPAに含まれません。
※シラバスに「総合評価」と記載されていても上記評価基準に当てはまる場合は「評価なし(E評価)」となる場合があります。
※再試験の最高評価は「C」です。
GPA(Grade Point Average)
GPA(Grade Point Average)とは、履修科目の成績の平均を数値で表すもので、自分の履修状況について、学修の「量」だけでなく、「質」(到達度)を明らかにし、自分自身の今後の履修および学修の目標等を具体的にすることができます。
※詳細はKDUポータルへゲストユーザーとしてログイン後、閲覧が可能です。
既修得単位等の認定
下記の単位・技能審査について、本学の教育上有益と認められたときは、本学において修得した単位として認められることがあります。
(1)本学の入学以前に在籍した他の大学、短期大学又は高等専門学校において修得した単位
(2)本学の入学以前に在籍した他の大学、短期大学又は高等専門学校の専攻科において修得した単位
(3)専修学校の専門課程(修業年限2年以上)において修得した単位
(4)技能審査(実用英語技能検定・トレース技能検定など)の合格結果
(5)交換留学先で修得した単位
※(1)~(3)は入学時、(4)は年2回(4月と9月)、(5)は交換留学終了後の所定の期日までに、教務課に申し出てください。詳細は掲示にてお知らせします。
※認定された単位は、学業成績通知書にて「N」と表記されます。
技能審査の合格にかかる単位認定
[A]技能審査 | [B]単位認定授業科目 | 認定単位数 | |
2019年度以降入学生 | 2015~2018年度入学生 | ||
実用英語技能検定 ①2級~準1級 ②1級以上 TOEFLのPBT ①500~599点以上 ②600点以上 TOEFL iBT ①61~99 ②100点以上 TOEICのスコア ①600~869点 ②870点以上 IELTS/各セクション ①Band5以上 ①工業英語能力検定3級 又は技術英語能力検定2級以上 | ①基礎英語Ⅰ(1・必修) ②基礎英語Ⅱ(1) ③表現のための英語A(2) ④表現のための英語B(2) ⑤英語コミュニケーションA(2) ⑥英語コミュニケーションB(2) ⑦現代英語(2) ⑧外国語区分認定(1) | ①基礎英語I (1・必修) ②基礎英語II(1) ③表現のための英語I(2) ④表現のための英語Ⅱ(2) ⑤英語コミュニケーションI (2) ⑥英語コミュニケーションⅡ (2) ⑦現代英語(2) ⑧コミュニケーション区分認定(1) | [A]のいずれかの①レベルを修得している場合、B科目のいずれか4単位 [A]のいずれかの②レベルを修得している場合、B科目のいずれか7単位分 ※ただし、計7単位を限度とする。 |
実用フランス語技能検定 4級以上 | ①フランス語Ⅰ(2) ②フランス語Ⅱ(2) ③外国語区分認定(2) | ①フランス語Ⅰ(1) ②フランス語Ⅱ(1) ③コミュニケーション区分認定(1~2) | [B]科目のいずれか 2 単位分 |
ドイツ語技能検定試験 4級以上 | ①ドイツ語Ⅰ(2) ②ドイツ語Ⅱ(2) ③外国語区分認定(2) | ①ドイツ語Ⅰ(1) ②ドイツ語Ⅱ(1) ③コミュニケーション区分認定(1~2) | [B]科目のいずれか 2 単位分 |
ハングル能力検定試験 4級以上 又は 韓国語能力試験(TOPIK)初級以上 | ①ハングルⅠ(2) ②ハングルⅡ(2) ③外国語区分認定(2) | ①ハングル語Ⅰ(1) ②ハングルⅡ(1) ③コミュニケーション区分認定(1~2) | [B]科目のいずれか 2 単位分 |
中国語検定試験 4級以上 又は 漢語水平考試(HSK)2級以上 | ①中国語Ⅰ(2) ②中国語Ⅱ(2) ③外国語区分認定(2) | ①中国語Ⅰ(1) ②中国語Ⅱ(1) ③コミュニケーション区分認定(1~2) | [B]科目のいずれか 2 単位分 |
トレース技能検定 3級以上 | 図学・製図法演習(2)/ 製図法演習(2) | 製図法演習(2) | 2 単位 |
※[B]2014年度以前入学生についても、同様に単位認定を行います。
成績発表
成績発表は、指定の期日に、単位修得状況を記載した『学業成績通知書』を個人に交付することにより行います。
所属の学科事務室にて、学生証の提示によりお渡しします。
※KDUポータルでも確認できます。
発表日は、『時間割表』に記載の行事予定を必ず確認してください。個人向けの重要なお知らせを添付している場合がありますので、
学科事務室窓口で交付される『学業成績通知書』を確認してください。成績内容については、電話等では一切お答えしません。なお、年2回(9月下旬/3月下旬頃・卒業予定者は除く)保証人宛に『学業成績通知書』を郵送します。
成績評価確認制度
この制度の目的は、成績評価に疑問を感じる学生が、公式に統一された手続きによる問合わせを可能にすることによって、成績評価 に対する透明性と公平性を高めることです。
疑問がある学生は、研究室を訪問し個別に教員から説明を受けるのではなく、必ず教務課に申し出てください。
なお本制度は、成績評価を確認することを目的とするものであり、異議申し立てに応じるものではありません。
詳細な日程、申請方法は、掲示にてお知らせします。
前期卒業予定者 | 原則、成績発表日を含む6日以内 |
卒業年次生 (上記以外) | 前期:成績発表日から後期授業開始日を含む6日以内 後期:原則、成績発表日を含む6日以内 |
卒業年次生以外 | 前期:成績発表日から後期授業開始日を含む6日以内 後期:新年度オリエンテーション実施日を含む6日以内 |
※いずれも、休日を除く