神戸芸術工科大学が教育及び芸術活動の礎とする「芸術工学」とは、人間との歴史を基盤に「科学と芸術」の学問分野をアートとデザインそしてメディアの教育と研究活動を通じて融合させる学問です。
開学当初から「科学と芸術」の融合を基軸にさまざまな「融合」と「総合」の教育を展開してきました。
この度の学科・コース再編では、7学科25コースを4学科12コースに融合・発展させることで、各学科内、各コース内の学びにおけるデザイン領域の総合が促進され、学生個人の中では複数の専門領域の融合が起こり、専門性を越えて、現代社会において役に立つ、総合力と応用力のある人材、つまりイノベーションを促進し、新たな問題を解決する力を備えた人材を育てます。
神戸芸術工科大学の学びの特徴について
教育理念について
学長から皆様へのご挨拶を掲載しています。
芸術工学教育センター
表現者として「つくる・考える」は重要な基礎体力となります。
本学では、1年生から基礎を培う過程を重視し、「基礎教育」と各学科の「専門教育」の間をつなげ、多様な表現ができるカリキュラムを設計しています。
教育の質向上のための取り組み
教育の質の向上を図るため、さまざまな活動を実施しています。
FACULTY
学部紹介
分野を超えて新たな価値を創造する
4学科12コースの学び。
神戸芸術工科大学は、科学技術と芸術文化の融合をテーマに、人間の営みの歴史を基調にした、人文・社会・自然にまたがる諸科学を学び、豊かな教養に裏づけられた芸術的感性と表現技術を研き、人類の生活文化を豊かにする「デザイナー、アーティスト、クリエーターの養成」を基本理念としています。
建築・環境デザイン学科
Department of Architecture and Environmental Design
住まいや店舗、建築、ランドスケープ、都市に至るまで
多様な空間をデザインするための、知識と技術を身につける。
建築・環境デザイン学科では、人々が暮らす環境や社会の変化をとらえ、生活空間が成り立っている仕組みを理解し、時代が求める新しい空間をデザインする方法を学びます。その範囲は建築だけにとどまらず、まちづくりやランドスケープ、商業空間や住居・インテリアまでに及びます。
生産・工芸デザイン学科
Department of Product Design and Crafts
生活から産業までのモノ・コトづくりをテーマとした学びを展開し、
生産・工芸デザインに関わる専門領域を総合的に学ぶ
「プロダクトデザイン」「ファッション・テキスタイル」「クラフト」に関する専門的な知識や技能を横断的に学びます。時代や社会の中で生じている問題や課題を導き出すことができるよう、分野融合によって新たな視点を展開できる力、独創的な発想によってものづくりができ、それを発信できる力、デジタルを活用してモノ・コトを創造できる力を育みます。
ビジュアルデザイン学科
Department of Visual Design
「デジタル」と「アナログ」、両方の技術と表現を修得し、
「絵」「文字」「動き」を統合的に扱える多彩なデザイン力を養成
絵・文字・動きをはじめとするビジュアルデザインの多様な構成要素を統合的に取り扱う技術・知識・感性・表現力を、デジタルとアナログの両方向から身につけます。イラストレーション系、グラフィックデザイン系、デジタルを含む映像系の技術力・表現力を活かし、新たな創造につなげます。
メディア芸術学科
Department of Media Arts
日本文化を代表するメディア芸術の魅力を理解し、未来の表現を創造する
1年次では各メディアの作品の魅力や制作現場の実態を学ぶとともに、各コースを横断する基礎力を身につけ、個性を強化しながら表現力や企画力を高めていきます。2年次には芸術的感性を磨きながら、実社会における作品制作の過程を理解できるように演習・実習形式で学びを深めていきます。3年次以降の専門領域では、最新技術及び構造的知識を学び、未来の表現を創造できる人材を養成します。
大学院芸術工学研究科
Graduate School of Arts and Design
芸術工学の専門性を高め、
社会とつながる実践的教育による新たな創造の可能性を広げます。
人間とその歴史を基盤に「科学・技術」と「芸術・文化」の学問分野を融合する芸術工学の理念のもと、デザインとアート、そしてメディアの実践的教育・研究活動を通じて社会に貢献する創造性を探求します。