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ディプロマポリシー

    【大学院】                                     

  • 芸術工学研究科

芸術工学部(2024年度以降入学者対象※編・転入学選抜者除く)

芸術工学部は、次に掲げる「芸術工学」の能力、資質を獲得し、よりよい社会の実現に寄与できる能力を身につけ、所定の単位を修めた者に、「学士(芸術工学)」の学位を授与する。

A:基礎的教養
学士にふさわしい基礎的教養、学知及びキャリアプランニング能力を獲得する。
①「科学・技術」「社会・歴史」「芸術・文化」に関する幅広い知識、教養を身につける。
②専攻する分野において必要とされる基礎知識を身につける。
③論理的、客観的、複眼的、俯瞰的に思考できる力を身につける。
B:コミュニケーション力
日本語・外国語の習得、言語化能力及びコミュニケーション力を獲得する。
①日本語の読解力、語彙力、文章構成力などの読み書きと、表現する力を身につける。
②特定の外国語を用いて、読み、書き、聞き、話すことができる力を身につける。
③他人の考えを正しく理解し、自分の考えを他人に正しく伝える力を身につける。
C:専門的技能
専門分野における知見及び技術、造形力及び表現力を獲得する。
①技術、表現力、観察力、造形力を身につける。
②課題解決に向けた計画力、構想力、創造力を身につける。
③メディアと情報ネットワークを効果的に活用できる力を身につける。
D:汎用的能力
設置する分野に共通する知識や技能を利用して、新しい価値を提案する力を獲得する。
①専門的技能を、実践に結び付けて計画、創造、プレゼンテーションできる力を身につける。
②目標に向けて多様な人たちと協働できる力を身につける。
③他の分野を融合して新たな価値を提案する力を身につける。
E:社会的対応力
社会課題・問題を解決する力、高い倫理感と国際性に支えられた対応力、指導力及び管理力を獲得する。
①社会変化に柔軟に対応し将来の姿・仕組みを構想、提案する力を身につける。
②マネジメント力、指導力、管理力を身につける。
③社会的責任感、自己管理力を持ち、デザイン、アート分野の発展に寄与することができる力を身につける。

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建築・環境デザイン学科

大学卒業生としての基礎的な教養と、都市からインテリアまでの多様な空間スケールを対象とする建築・環境デザインに関する専門性、幅広い視野と知識に基づく実践的総合力と自分の考え方を表現する力を修得し、柔軟な思考力と構想力を養い、社会で活動するために必要な教養とコミュニケーション力及び実践力を有したと認めた者に「学士(芸術工学)」の学位を授与する。

A:基礎的教養
①「科学・技術」「社会・歴史」「芸術・文化」に関する幅広い知識、教養を身につける。
②建築・環境デザインに関する様々な空間スケールの専門的知識を身につける。
③論理的、客観的、複眼的、俯瞰的に思考できる力を身につける。
B:コミュニケーション力
①日本語の読解力、語彙力、文章構成力などの読み書きと、表現する力を身につける。
②特定の外国語を用いて、読み、書き、聞き、話すことができる力を身につける。
③他人とのディスカッションを適切に行うことができる能力、自分の考えを文章、図表、描画など によって適切に伝えるためのスキルを身につける。
C:専門的技能
①デザインのプロセスにおいて、描画、作図、モデリング等のスキルを身につける。
②デザインのプロセスにおいて、リサーチやマスタープランの作成を適切に行う力を身につける。
③文献やインターネット上の情報を適切に使用した学習方法やリサーチ手法を身につける。
D:汎用的能力
①実現性の高いデザイン案を構築する力、それを適切な方法で表現するスキルを身につける。
②グループによる創作活動やプロジェクトを円滑にこなす協調性を身につける。
③デザインのプロセスにおいて、様々なスケールによる思考を取り入れて統合する能力を身につける。
E:社会的対応力
①デザインのプロセスにおいて、時代における社会情勢を察知し、社会的意義のある提案をできる能力を身につける。
②グループによる創作活動やプロジェクトにおいてリーダシップをとる力を身につける。
③社会的責任感、自己管理力のもとに、デザイン、アート分野の発展に寄与することができる力を身につける。

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生産・工芸デザイン学科

大学卒業生としての基礎的な教養とコミュニケーション力を身につけ、プロダクト、ファッション・テキスタイル、クラフトにおける専門性と幅広い知見、技術及び表現力を修得し、専門性を活かした上で分野融合力及び社会で活動し貢献できる実践力を有したと認めた者に「学士(芸術工学)」を授与する。

A:基礎的教養 基礎課程および芸術工学基礎課程を基盤とし、専門課程の基礎を通じて、本学科に必要な専門力および融合力に繋がる基礎的教養を身につける。
①「科学・技術」「社会・歴史」「芸術・文化」に関する幅広い知識を基に、アイディアや創作活動の一助となる教養を身につける。
②幅広い知識を基に、アイディアや創作活動の一助となる教養を身につける。
③自ら創造したモノ・コトについて解説できるデザイン・アートの基礎的知識を身につける。
B:コミュニケーション力
①自らの思考や構想を表現するための日本語読解力、語彙力、文章表現力を身につける。
②特定の外国語に触れ、コミュニケーションツールとして活用できる基礎力を身につける。
③語学およびプレゼンテーション技能を習得し、自ら創造したモノ・コトについて説明し、他者からの反応を客観的に分析できる能力を身につける。
C:専門的技能
①デザイン・アートをプランニングするための観察力、リサーチ力を身につける。
②デザイン・アートをモデリングするための技術力、設計力を身につける。
③デザイン・アートをプロモーションするためのデジタルスキルを身につける。
D:汎用的能力
①専門的技能を統合し、生み出した成果を示すための提案力、創造力、プレゼンテーション力を身につける。
②プロジェクトやグループによる創作活動を実施するための計画力、協働力、提案力、実践力を身につける。
E:社会的対応力
①地域・社会、国際的な問題点を察知し、専門的技能を持って問題解決策を提案できる力を身につける。
②社会での役割と実践力、影響力の重要性を理解できる力を身につける。

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ビジュアルデザイン学科

大学卒業生としての基礎的な教養と、グラフィック・コミュニケーションデザイン、WEB・デジタルデザイン、エディトリアルデザイン・イラストレーションに関する専門的な知見とビジュアルコミュニケーションの多様な表現力を修得し、社会活動や芸術表現領域に創造的な貢献ができる実践力及びコミュニケーション力を有したと認めた者に「学士(芸術工学)」の学位を授与する。

A:基礎的教養
学士にふさわしい基礎的教養、学知を身につけ、本学科の専門課程を修了するために必要な専門力・融合力の基盤となる基礎的な教養を培っている。特に以下の力を身につけていることを重視する。
①専門的な知識の背景となる社会及び芸術・デザインに関する一般的知識(知識)。
②情報や知識を自分のものとして身につけるため、論理的・体系的に考えを進めていける力(思考力)。
③必要に応じテーマを設定し、それについて書籍・インターネット、または独自の調査方法によって知識やデータを得て、さらにそれらから必要な情報を引き出すための分析ができる力(調査・分析力)。
B:コミュニケーション力
学士にふさわしい、社会人として必要なコミュニケーションを行うことができ、本学科の専門課程を修了するために必要な、以下の力を身につけていることを重視する。
①自らの考えや、自身の研究成果物の内容や意図・意義について、正確な日本語で文章を作成でき、伝えることのできる力(文章力)。
②自らの考えや、意思について、相手にわかりやすい言葉で説明ができ、また他者の発言の意味や意図を汲み取り、理解し、それに対応できる力(コミュニケーション力)。
③ある目的や主題のもとに、自分以外の複数の者と一緒に作業をし、物事を進めていくための対話、意見交換、判断ができる力(協議力)。
C:専門的技能
グラフィック・コミュニケーションデザイン、WEB・デジタルデザイン、エディトリアルデザイン・イラストレーションのいずれか、または複数にまたがる専門的な技能を習得している。特に以下の項目の修得を重視する。
①対象を客観的に観察し、複数の事物や事態から共通点や相違点、問題点を鋭く察知することができる力(観察力)。
②自身が得た確信や印象に基づき、他者に伝えるために有効な視覚的情報を制作することができる力(表現力)。
③学士として社会において最低限必要なコンピュータアプリケーションを扱うことができ、その上でビジュアルデザインの領域において必要なコンピュータアプリケーションの取り扱いができる力(コンピュータ作業力)。
D:汎用的能力
グラフィック・コミュニケーションデザイン、WEB・デジタルデザイン、エディトリアルデザイン・イラストレーションの領域に共通する知識や技能を習得し、複数の領域をつなぐことで新たな視野を獲得し、新たな領域を創造し得る力。特に以下の力の修得を重視する。
①的確な専門的知識・技能をもとに、自身の研究や制作を実現するためのプロセスを客観的に構築できる力(計画力)。
②学習して得た知識や経験の範囲にとどまらず、それらを応用・発展し、これまでに前例のない内容や表現を創り出す力(創造力)。
③自身がなし得た研究や表現の成果を的確に他者へ伝え、その価値や魅力を知らしめるための発表や展示を行うことができる力(プレゼンテーション・展示力)。
E:社会的対応力
自らが得た専門的知識や技能を基盤とし、地域・社会における問題点を見出し、それを解決する方法や表現を提示できる力。
①自ら設定した計画を実現するために、自身と関わる人や、必要な資材、予算、日程を管理する力(マネジメント力)。
②自ら設定した計画を実現するために、自身と関わる人を導き、力づけていける力(指導力)。
③前例のない計画を遂行し、困難な状況を打破するために、常時創意工夫をし、臨機応変に対応し、新たな挑戦をし続ける力(開拓力)。

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メディア芸術学科

大学卒業生としての基礎的な教養とコミュニケーション力を身につけ、「まんが・コミックイラスト」「映画・映像・アニメーション」「CG・ゲーム」などの各メディア芸術分野における専門性と幅広い知見、技術および表現力を修得し、社会で活動し貢献できる能力を有したと認めた者に学士(芸術工学)を授与する。


A:基礎的教養
①学士にふさわしい基礎的教養を身につける。
②変化するメディアと社会に対応したキャリアプラニング能力を身につける。
B:コミュニケーション力
①外国語の習得およびコミュニケーション能力を身につける。
②メディアに対するリテラシーの能力を十分に磨き、自分のものとする。
C:専門的技能
①物語表現とキャラクター表現、映像表現に対する知識及び各メディア独自の演出方法、制作に必要な専門機器を操作できる技能を身につける。
②専門的な知識や技能に基づき、発展・応用するための技術的な背景と思想を培っている。
D:汎用的能力
①各メディア芸術についての背景、歴史的知識、芸術の社会への影響、あるいは将来的なメディア芸術の発展について発想・構想するできる力を身につける。
②多様なメディア表現を融合させることで、時代を開く新たな表現を生み出していける創造的ビジョンを身につける。
E:社会的対応力
①メディア表現に対する国際的な視点を身につける。
②学科で培った専門的な知識や技能を用いて、新たな表現を社会に問う能力を身につける。

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大学院 芸術工学研究科

芸術工学研究科において定める期間を在学して所定の単位を修得し、かつ研究指導を受け、修士論文または博士論文の審査及び最終試験に合格し、次の能力を修得した者に修士または博士の学位を授与する。

芸術工学専攻(博士後期課程)

1.専門とする領域において、高度な知識、能力、技能を身につけている。
2.デザイン・アートの専門分野を積極的に横断し、総合的な研究開発を遂行する能力を身につけている。
3.高い倫理性と責任感を持ち、研究、指導する能力があり、その成果を広く社会に向けて発信することができる。

総合アート&デザイン専攻(修士課程)

1.専門とする領域において、十分な知識と技能を身につけている。
2.デザイン・アートの専門分野を横断し、総合的実践的な構想・戦略、計画・立案できる能力、表現能力、技術を身につけている。
3.社会的課題に応えることができる探求能力と表現能力を身につけ、広く社会に向けて発信することができる。

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芸術工学部(2023年度以前入学者及び2024年度編・転入学選抜者、2025年度編・転入学選抜者対象)

神戸芸術工科大学は、人間生活に適合する科学技術を発展させるために、人間とその歴史を基盤に、科学技術を駆使した芸術表現を教育研究する芸術工学の大学として設立された。 「科学と技術」「芸術と文化」「人間と歴史」の学問分野にまたがる「芸術工学」の基礎知識を身につけ、豊かなコミュニケーション能力と確かな表現技術の修得、感性の練磨に努め、常に時代の要請に鋭敏に反応し、社会との関わりの中で持続的に創造的な活動ができるデザイナー、アーティスト、クリエイターの養成を教育目標としたカリキュラムにおいて、所定の単位を修めた者に、学士(芸術工学)の学位を授与する。

環境デザイン学科

環境デザインに関する専門性と幅広い視野と知識に基づく実践的総合力、柔軟な思考力と構想力及び自身の考え方を表現する手法、社会で活動するために必要な教養とコミュニケーション力を有したと認めた者に学士(芸術工学)を授与する。

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プロダクト・インテリアデザイン学科

時代や社会が抱えている課題を発見し、その課題に対して適正な解決手段や、具体的な実現方法の提案を行い、伝達できる能力、新技術や新素材の利活用、あるいは伝統や文化に対して、価値の再発見に挑戦し、それらの可能性を表現・伝達できる能力を有したと認めた者に学士(芸術工学)を授与する。

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ビジュアルデザイン学科

最新のデジタル技術と古典的な手作業の双方をバランス良く習得し、ビジュアルデザインを構成する文字・絵・動きをコントロールする能力を身につけ、視覚的な表現やコミュニケーションを通して社会活動や芸術表現領域に創造的な貢献が出来る能力を有したと認めた者に学士(芸術工学)を授与する。

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映像表現学科

映像表現学科では、デジタルクリエーション、映画、アニメーションの3つのコースのそれぞれの教育目標達成のために必要な、映像に関する多様な表現領域に新たな価値を提供する技能や能力を有したと認めた者に学士(芸術工学)を授与する。

デジタルクリエーションコース

身の回りの現象やデザインに関する問題など、さまざまな対象を興味と好奇心を持って観察し、その構造や成り立ちを分析・把握する能力、目標の実現のための方法についてアルゴリズム化・手順化する能力、対象を表現するための技能や構成力など美的感性能力、グローバルな視点でのコンテンツを評価する能力、知的財産に関する権利や保護に関する知識などを修得し、デザイン的思考力をもって諸問題の解決ができる基礎的能力を有したと認めた者に学士(芸術工学)を授与する。

映画コース

映画・映像コンテンツに必要な幅広い基礎的な知識及び的確な技術、表現力に基く映画・映像の制作能力を有したと認めた者に学士(芸術工学)を授与する。

アニメーションコース

人に観せるために必要な、各自の個性と技術を表現する能力、進歩を続けるテクノロジーを取り込む基礎的能力、斬新な表現力、自らのアート表現の能力を有したと認めた者に学士(芸術工学)を授与する。

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まんが表現学科

まんが表現の基本である、物語とビジュアル演出に関する方法論や技術論を理解し、柔軟な思考と発想力を基盤として、アナログ及びデジタルの作品制作を通じて社会とコミュニケーションする能力を有したと認めた者に学士(芸術工学)を授与する。 

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ファッションデザイン学科

新しいライフスタイルを提案する発想力と技術力を基盤とし、新しいマーケットを展開する提案力、デザイン・アートと深く関わっていく次世代の課題(生活環境・文化国籍・世代年齢・快適健康など)を専門的・統合的にファッションの表現または提案する能力を有したと認めた者に学士(芸術工学)を授与する。

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アート・クラフト学科

美術と工芸のモノづくりを基盤とし、オリジナリティのある表現、美術教育ではグループで行う協働の方法を身につけ、発信力があり創造性を有したと認めた者に学士(芸術工学)を授与する。

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