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Design Soilが「ミラノサローネ・サローネサテリテ」に出展します

2013年04月07日 プロダクト・インテリアデザイン学科 国際交流

プロダクトデザイン学科のデザインプロジェクトDesign Soilが、4月9日からミラノで開催される世界最大のデザインイベント「ミラノサローネ・サローネサテリテ」に出展し、新コレクション「Lagrangian Point」を発表いたします。 
Design Soilは神戸芸術工科大学のデザインプロジェクトです。
これまでの「当たり前」を超えていくため、大学という場から社会を俯瞰し、実験的なデザインを追求しています。

2013 New Collection ―Lagrangian Point―

1772年、ジョセフ=ルイ・ラグランジュは『三体問題に関するエッセイ』の中で、公転す る主星と従星の間に存在する、重力場と遠心力が釣り合う点「ラグランジュ・ポイント」を 示しました。
この点に置かれた物体は平衡の状態となり、相対位置を変えずに公転し続けることができます。
様々な力の交差の中に見出される静かなる安定。
それは天文学だけの話ではなく、身近な空間にも見つけることができるはずです。
コレクション「ラグランジュ・ポイント」は、一見すると不安定な力や構造に潜んでいる平衡点を探り出すことで生まれた作品たちです。 

Design Soilについて

Design Soil は大学という場から社会を俯瞰し、実験的なデザインに取り組む事を目的に2010 年に結成された神戸芸術工科大学のデザインプロジェクト。
2011 年にコレクション「Souvenir 」を、2012 年には「epilogue – prologue」をミラノサローネ・サテリテで発表し、世界中のメディアに注目される。
2011年から2年連続でDESIGNTIDE TOKYO への出展も果たしている。 

サローネサテリテ

会期:2013年4月9日(火)〜14日(日)
会場:ロー・フィエラ、サローネサテリテ、ブース No. C-14
名称:Lagrangian Point(ラグランジュ・ポイント)
作品点数:11 点
ポイント:
・様々な力が交錯した不安定な状態の中に存在する、平衡を保つ「ある条件」の探求を通してデザインされた作品1 1 点を制作。
・身の回りに存在する様々な力の振る舞いに着目することで、新たな可能性が生まれるということを示す家具、雑貨の提案。