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現代芸術文化論 特別講義『瀬戸内国際芸術祭2013の魅力を語る』

2012年11月05日 大学院 特別講義 プレスリリース

アートイベントの第一人者であるアートディレクターの北川フラム氏をゲストに迎え、瀬戸内国際芸術祭の開催を来年に控え、その魅力と具体的内容について語っていただきます。

北川フラム氏は地域づくりの実践として「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」を2000年にスタートさせ、その活動により数々の受賞に輝いています。今回は大成功をおさめた「瀬戸内国際芸術祭2010」から2回目となるトリエンナーレを前に、地域とアートと人々の結びつきについて実例のイメージ(写真)をもとに解説します。

日時:
2012年11月7日(水)16:20~17:50
講師:
北川フラム氏
テーマ:
『瀬戸内国際芸術祭2013の魅力を語る』
定員:
160名(申込不要・聴講無料) ※一般の方もご参加いただけます
会場:
神戸芸術工科大学 デザイン教育研究センター2階1225教室

北川フラム氏 略歴

アートディレクター。1946年新潟県高田市(現上越市)生まれ。東京芸術大学卒業。

  • 現職及び公職 (財)直島福武美術館財団理事、(株)アートフロントギャラリー代表取締役会長、女子美術大学・青山学院大学他客員教授、渋谷区まちづくり審議会委員、東京都現代美術館美術資料収蔵委員、(仮)豊島区文化政策推進プラン策定委員会委員長、(財)地域創造顧問等
  • 主なプロデュースとして、現在のガウディブームの下地をつくった「アントニオ・ガウディ展」(1978~1979)、日本全国80校で開催された「子供のための版画展」(1980~1982)、全国194ヶ所38万人を動員し、アパルトヘイトに反対する動きを草の根的に展開した「アパルトヘイト否!国際美術展」(1988-1990)等。
  • 地域づくりの実践として、2000年にスタートした「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(第7回オーライ!ニッポン大賞グランプリ〔内閣総理大臣賞〕他受賞)、「水都大阪」(2009)、「にいがた水と土の芸術祭2009」「瀬戸内国際芸術祭2010」(海洋立国推進功労者表彰受賞)等。
  • 長年の文化活動により、2003年フランス共和国政府より芸術文化勲章シュヴァリエを受勲。2006年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)、2007年度国際交流奨励賞・文化芸術交流賞受賞。2010年香川県文化功労賞受賞
  • 「越後妻有アートトリエンナーレ」、「瀬戸内国際芸術祭」の総合ディレクター。