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神戸芸術工科大学と女子美術大学の共同研究がSIGGRAPH2022 Art Galleryに採択されました

2022年10月04日 在学生向け情報 ニュース 受験生向け情報 映像表現学科 教員向け情報

8月8日から11日にかけてカナダ・バンクーバーで開催された「SIGGRAPH2022」のArt Galleryにおいて女子美術大学と神戸芸術工科大学の共同研究「Sympathetic Wear」が採択され、作品展示を行いました。
Art Gallery部門では120を超える応募作品の中から、今年のギャラリーのテーマである “Arts and Health, the Convergence “に沿ったプロジェクトが審査員によって選ばれました。審査員が選んだベスト・イン・ショーを含む、5カ国から9つのインスタレーションが展示されました。

「Sympathetic Wear」は背中をテーマにし、スクリーン越しでは見えない相手の背中をそっと撫でる触覚感を作り、ネットワークの向こうの人の心と身体に優しい癒しをもたらすアート作品です。この作品では、バイオメタルを特殊なデザインで配置することで3Dプリントした樹脂を歪ませ圧覚を作り出すモジュール「expanding leaf」によって背中を優しく撫でる感触やトントンと叩く感触として感じることができます。
背中を通して親しみや思いやり励ましの気持ちを込め、お互いの関係を深めていくことをコンセプトとした本作品は、デモを通して多くの方に楽しまれました。

<制作者>
金箱 淳一(神戸芸術工科大学芸術工学部 映像表現学科デジタルクリエーションコース / 准教授)
渡部 直也(女子美術大学アート・デザイン表現学科 ファッションテキスタイル表現領域 / 助教)
山村 美紀(女子美術大学アート・デザイン表現学科 ファッションテキスタイル表現領域 / 教授)
中村 開 (Sannane G.K)
首藤 圭介(女子美術大学アート・デザイン表現学科 メディア表現領域 / 准教授)
内山 博子(女子美術大学アート・デザイン表現学科 メディア表現領域 / 教授)

DOI
https://doi.org/10.1145/3532837.3534955

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