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朝鮮の民俗芸能「パンソリ」と前田憲二監督・伊福部昭音楽の長編記録映画「土俗の乱声」公演開催のお知らせ

2018年07月09日 事業推進課 アジアンデザイン研究所 芸術工学研究機構

神戸芸術工科大学アジアンデザイン研究所では、2018年8月8日(水)13:00時より同キャンパスの吉武記念ホールにおいて、朝鮮の民俗芸能「パンソリ」と前田憲二監督・伊福部昭音楽の長編記録映画「土俗の乱声」公演を行います。
一般有料公開いたしますので、神戸映画資料館にてお申込みください。
※神戸芸術工科大学の関係者(教職員、学生)については、大学機構事務室までご連絡ください(代表電話078-794-3092)。

日 時:2018年8月8日(水)13:00~17:00
会 場:神戸芸術工科大学 吉武記念ホール
〒651-2196 神戸市西区学園西町8-1-1
定 員:500名 参加費有料・前売2000円 当日2500円(学生・障がい者2000円、小学生以下1000円)
お申込み:神戸映画資料館 電話:078-754-8039(水・木曜は休館)
主 催:神戸映画資料館+神戸芸術工科大学アジアンデザイン研究所+NPO法人ハヌルハウス

  • 歌い手:金美貞、尹孝珍
  • 鼓手:張仁善
  • 講演+パンソリとトーク:前田憲二

パンソリとは

  • パンソリは朝鮮の代表的な民俗芸能。
    東京大学やソウル大学で教鞭をとっていた李杜鉉先生の言や「朝鮮芸能史」(東京大学出版会)によれば十八紀初め朝鮮中部で初められた、と一般的に考えられているが、実際にはもう少し古い時代から村の芸能として存在したのではと云々される。
    パンソリは叙事巫歌、あるいは民間に伝承されていた説話を歌唱化したもの。
  • 唱者は一人、鼓手一人、「パン」とは舞台のことで茣蓙一枚の上や、樽の上が舞台になる。
    かつては男性唱歌が数多く見られたが、いまでは女性が多く、特に全羅南北道が盛んだ。「ソリ」とは唱い語ること。
  • 唱者は(春香歌)(沈清歌)(興夫歌)(水宮歌)(赤壁歌)等々歌の内容に合わせ身ぶりを交えながら表情豊かに歌う。
  • 全羅道高敞に在住した申在孝が、各地で語られたパンソリを脚本化したことで、今日迄遺された。
    氏の住居はいまも高敞にある。
    パンソリは韓国民族固有の伝統芸能で世界の無形文化財に指定されている。

土俗の乱声

  • 主に中国、朝鮮半島、日本の民衆が継承してきた祭事にスポットを当てる。
  • 映画の展開は「水稲耕作に伴う殺牛祭」と「星への信仰に伴う民間習俗」を二本の柱として構成。
    「殺牛祭」は中国南部の貴州省に位置する末開放地域にまで足をのばし苗(ミャオ)族を、「星への習俗」は中国北部の吉林省へ取材。
  • さらにふたつの流れが伝承される祭事を韓国に求め、春、夏、秋と三度に渡る取材を敢行。

当然のごとく、半島からの文化の流れは広く深く島国日本へと浸透。
そこで日本でも幅広く各地の祭りや習俗を追っていく。