『彫刻と風景の未来』アート&デザイン特別講義
2014年07月09日 基礎教育センター 特別講義
国際的に活躍する彫刻家、篠田守男のロングレクチャーです。アーティストにとって最も大切なものは何か?気まぐれと大切な遊び心のゆくえ、彫刻の考え方をひっくりかえす、アーティストの発想の秘密に迫ります。
アート&デザイン特別講義『彫刻と風景の未来』開催概要
- 日程
- 2014年7月23日(水)16:20~19:30
- 会場
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神戸芸術工科大学・基礎教育センター2F 1225教室
学外の方も聴講自由(申込み不要です。聴講無料・先着順) - お問合せ
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神戸芸術工科大学 基礎教育センター事務室(078-794-5021)
神戸市西区学園西町8-1-1 - 講師
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篠田守男(彫刻家)
篠田守男(しのだ・もりお)氏は、1931年に東京生まれ、戦後日本を象徴する彫刻家です。金属塊やオブジェを軽やかに宙に遊ばせる《テンションとコンプレション(TC)》シリーズをてがけています。その彫刻は、どっしりとした重々しさや安定感を追求してきた従来の彫刻にはない凛とした構造と意表を突く発想に満ちています。
篠田氏は青山学院大学文学部英米文学科に学び、通商産業省大臣官房渉外課で法律翻訳に携わった後、同省工業技術院産業工芸試験所(さんこうし)意匠部専属デザイナーに転じ、本格的な彫刻制作を始めます。1963年に渡米。アート・インスティテュート・オブ・シカゴに学び、バックミンスター・フラーに興味を持ち、ヘンリー・ミラーとは親しい卓球仲間でした。1966年にベネチア・ビエンナーレに出品し、高村光太郎賞などの現代彫刻賞を多数受賞。2000年には国際彫刻センター優秀彫刻教育者賞を受賞するなど内外の芸術大学で教えました。