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2015年4月新教育体制へ

2014年07月01日 ニュース

充実する学科専門コースとインタラクションデザイン教育

開学25周年を迎えた神戸芸術工科大学は、「芸術・文化」と「科学・技術」を時代の要求にあわせて適正に融合させ、未来社会に貢献する人材を育てる芸術工学教育の実現をめざし、2009年より大学改革を継続してきました。更に、その一環として2015年4月に教育組織と教育内容を改編します。

具体的には、25年を経た教育内容の細分化や重複を統合整理し、学部・大学院の基礎教育を再編、専門コースの実態に合わせた学科・研究科名称とします。その成果として質の高い教育や研究・制作活動が可能となる学部・学科・コース並びに、学科・コースと大学院教育を結ぶ新しい「インタラクションデザイン教育」がはじまります。

New Departments ~新たに誕生する学科

2015年4月開設
プロダクト・インテリアデザイン学科
Product & Interior Design

25年にわたり、築き上げてきたインテリア分野の演習に更なる充実を図り、家具・インテリアデザインと、雑貨・家電・自動車からユニバーサルデザインまで、それぞれを専門に、または横断して学ぶカリキュラムを備え『プロダクト・インテリアデザイン学科』として新たなスタートを切る予定です。

※「木工」に関する講義・演習科目は、アート・クラフト学科からプロダクト・インテリアデザイン学科に移行しました。

環境デザイン学科
Environmental Design

「まちづくり」と「リノベーション」を新設し、「建築」「ランドスケープ」と合わせ4コース。「まちづくり」ではコミュニティや都市のデザイン、「リノベーション」では建物の再生やインテリアを学びます。持続可能な社会に向け、実践的知識と総合的デザイン力を持つプロを育てます。

アート・クラフト学科
Arts and Crafts Design

アート部門に3コース、クラフト部門に2コースを置き、コース内容と授業内容、そして教授陣を一新します。アートとクラフトが互いに関係し合うことで、多くの素材と表現や基本の技術にふれること、そしてそれぞれの領域で自己を探求し専門性を極める事が可能になります。

※「木工」に関する講義・演習科目は、アート・クラフト学科からプロダクト・インテリアデザイン学科に移行しました。



2015年にインタラクションデザインコース開講

2015年4月より3・4年生が履修可能な「インタラクションデザインコース」が誕生します。教職課程や博物館学芸員課程と同じく、学科の授業に加えてさらに最先端の知識や技術を修得するための特別デザインコースです。コンピュータでサウンドやロボットのプログラミングをおこなう「プログラミング・カルチャー」、さまざまなモデリング方法の実験とそのメディア変換をインスタレーションの仕組みとする「トランスモードデザイン」、What if( ・・・したらどうなるだろう?)という未来への発想を描き、その作品化をおこなう「メタデザイン」などの演習科目群、そして最先端の知識を提供する講義科目群が、変化し続ける新しい世界へのみなさんの対応力を育てます。大学や企業と連携した国際ワークショップを開催し、学科を越えたグループ編成でアイデアを競い、語り合い、プレゼンテーションをおこない、デザインの可能性を広げます。制作された作品はデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)などをはじめとする学外のデザインギャラリーで展示され、そこでの公開講評会が行われることによって、神戸という都市や地域社会、そして世界の大学と連携した活動につながっていきます。

2014年2月に神戸三宮KIITOにおいて開催された「Marry me! 2075」デザインワークショップ成 果発表展覧会。2075年の未来には私たちの「結婚」はいったいどうなっているのだろう?とい うことを様々な視点から考えるワークショップの作品が展示されました。

2014年2月に神戸三宮KIITOにおいて開催された「Marry me! 2075」デザインワークショップ成果発表展覧会。2075年の未来には私たちの「結婚」はいったいどうなっているのだろう?ということを様々な視点から考えるワークショップの作品が展示されました。

教職課程について

2015年4月 教職課程設置認可書類提出中(ただし、文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期が変更となる可能性があります。)※全学科対象


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