アート&デザイン特別講義が行われました！／ファッションデザイン学科

ファッションデザイン学科　アート＆デザイン特別講義
窪浩志客員教授「社会課題に取組むBEAMSのマーケティング戦略」が6月8日に開催されました。

我々の健康を脅かす話題や、国際摩擦の絶えない情報が交差する中、SDGsという地球規模の課題を抱えながら、BEAMSがどのようなマーケティングを行い、ファッションを通じて何をアプローチしているかを解説していただきました。
アメリカ、ヨーロッパからファッションアイテムをセレクトし、日本で販売を展開することから始まったBEAMSが、46年目にしてセレクトショップを継続する目的は何か。
また、海外から輸入品を収集するのではなく、新事業としてMade in Japanをテーマとする「BEAMS JAPAN」はどのようにして生まれたのか？そして、昨年より、さらに日本の各地域でのブランディング、ふるさと納税のコーディネーターに至る展開に現場の状況はどのように変化しているのかなどを、モノづくりの視点とプロモーションの立ち位置を踏まえて紹介していただきました。

デザインの現場という講義にふさわしい、貴重な講義内容となりました。私たちが消費者としてどのようにBEAMSの発信を受取っているかという視点から、発信側として何が必要な要素であるかを、モノづくりのプロセスの解説の中で分かりやすく解説していただき充実した講義となりました。