外国人留学生後援会 研修交流旅行を開催しました。

2013年11月23日（土・祝）、神戸芸術工科大学外国人留学生後援会の研修交流旅行を開催しました。

貸切バスに乗り込み、目的地・淡路島へ向けて出発。道中は自己紹介で大いに盛り上がり、あっという間に最初の目的地・安富白土瓦に到着です。

安富白土瓦では、地場産業・淡路瓦の粘土彫刻体験に挑戦。20cm四方の瓦に思い思いのデザインを施していきます。さすがは芸工生、どの作品も独創性に富むすばらしいデザインばかりでした。彫刻を施した瓦粘土は、じっくりと時間をかけて焼成され、渋みのある「いぶし瓦」となって約１ヶ月後に手元に届きます。折しも、１ヵ月後はちょうどクリスマス、楽しい思い出のつまった素敵なクリスマスプレゼントが届くのが楽しみです。

続いて、安富白土瓦内のレストラン「かわらや」で名物・かわらやきの昼食タイム。七輪に載せた瓦の上で、淡路島の特産であるイノブタや玉ネギを焼いていきます。部屋中にお肉を焼くいいにおいが立ち込め、どんどんお箸が進みました。

腹ごしらえの後は、再びバスに乗り込み、淡路人形座へ移動。国指定重要無形民俗文化財に指定されている淡路人形浄瑠璃を鑑賞しました。まずは、人形浄瑠璃の仕組みや道具について30分ほどのレクチャーを受けます。1体の人形を大人3人がかりで動かしていると聞き、皆さんとても驚いた様子でした。レクチャーの後はいよいよ人形芝居の鑑賞です。人形とは思えない表情豊かなお芝居と独特の語り節の臨場感に引き込まれ、伝統芸能の迫力を体感しました。

地場産業や伝統文化に触れながら親交を深めることができた楽しい一日となりました。