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第8回ビブリオテイクレクチャー:『メタボリストたちが描いた未来』

2013年11月20日 情報図書館

来る11月29日(金)に図書館AVホールにて、ビブリオテイクレクチャーの第8回目を開催します。今回は環境・建築デザイン学科・川北健雄教授によるレクチャーです。

※過去のレポートはこちらをご覧ください。

『メタボリストたちが描いた未来』

講義内容:
大阪万博(1970)の10年前、そして東京オリンピック(1964)の4年前である1960年に、世界27カ国から227名(海外84名、国内143名)のデザイナーと建築家を集めた「世界デザイン会議」が東京で開催された。敗戦から15年経って復興を遂げた日本。そこから世界に向けて何が発信できるのか。丹下健三から準備を任された、当時の若い建築家たちが議論する中で生まれたのが、「メタボリズム(新陳代謝)」と名付けられた建築運動である。これをアピールすべく出版された小冊子「METABOLISM/1960」には、当時20-30代であった菊竹清訓、大高正人、槇文彦、黒川紀章という、4人の建築家の描く都市像が掲載されている。それらのイメージは、素朴かつ大袈裟に見える一方で、未来を拓こうとする強い意志の魅力に溢れている。半世紀が経った今、私たちは再び彼らの姿勢に学ぶべきではないのか。森美術館の企画によるCGアニメーションも眺めながら、みなさんと一緒に考えてみたい。

   講師: 
   川北健雄

   日時: 
   2013年11月29日(金)17:00~18:00

   会場:
   神戸芸術工科大学・図書館AVホール

   定員:
   50名(先着順・申込不要・聴講無料)

   お問合せ先:
   神戸芸術工科大学 図書館事務室
   TEL:078-794-5045
   URL:http://www.lib.kobe-du.ac.jp/