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神戸芸術工科大学 まんが表現学科 WEBアニメ・コミックコース 発足記念イベント

2011年11月11日 生涯学習・公開講座 まんが表現学科 イベント 特別講義 プレスリリース

連続講義「世界の中のまんが」「Webの中のまんが」 コーディネーター:大塚英志

まんが表現は世界に通用する。メディアの報道で多くの日本人がそう思い込んでいる。

しかし、この国のまんが表現が世界でどのように受け止められ、そして日本文化として論じられているのかを知っている人は殆どいない。同じように電子コミックの時代がやってくる、と喧伝されても、それではまんがが紙から離れてどのように変わるかについて真剣に考えようとしている人たちのことを知る人も少ない。「世界の中のまんが」「Webの中のまんが」と、ワンフレーズで何かをわかった気になるのではなく、実際に世界でまんが表現を受け止め真撃に学術研究の対象とする海外の研究者、そして、電子メディアの最前線で思考し表現する創り手たちのことばにふれ、向かい合う。

「Web」の二つの軸が神戸芸術工科大学のキャンパスに結集する連続講義が今、始まる。

「世界の中のまんが」~読み解かれる日本-「海外」のポップカルチャー研究の「視点」~

2011年12月7日(水)16:20~
  • 上野俊哉(和光大学教授)/専門:文化研究、メディア論、思想史
2011年12月21日(水)14:40~
  • マーク・スタインバーグ(カナダ、コンコルデイア大学准教授)/専門:映画、アニメーション研究
  • 古畑百合子(カナダ、マッギル大学准教鞭)/専門:映画研究
2012年2月13日(月)13:00~
  • 黄錦容(台湾国立政治大学教授)/専門:日本近代文学、日本女性主義文学

「Webの中のまんが」

Webアニメ・コミックコースシンポジウム
2011年11月30日(水)14:40~
「これからの電子コミックにおける表現についての考察」
  • まんが表現学科生によるプレゼンテーション 14:40~
    ※学内ギャラリーセレンディップにてWebアニメ・コミックコース、コミック・イラストレーションコースの作品展示同時開催
「本が紙を離れる時、ぼくたちはどんな痛みと悲しみを感じなくてはならないのだろうか」
  • 太田克史(星海社代表取締役)×大塚英志(本学まんが表現学科教授)16:20~

2012年来校決定

新海誠(アニメーション作家)
主な作品:『ほしのこえ』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』など

来校日程・場所が決まり次第、告知いたします。

※すべての講義について、申込不要、入場無料。神戸芸術工科大学内吉武記念ホールにて。