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「第9回神戸建築物語~神戸に生きる茅葺建築~」の実施について

2010年03月24日 環境デザイン学科 大学院

市内には、北野異人館や旧居留地に点在する近代建築、住吉周辺の山の手の住宅、北・西区の茅葺民家や中世寺社など、他都市には類を見ない様々な建築があり、これらの歴史的・文化的価値の高い建造物の保存・活用や情報発信を行うことは「デザイン都市・神戸」推進のための重要な取り組みのひとつです。

「神戸建築物語」は、このような建築を通して、広く神戸のまちの歴史や文化、物語に触れていただく企画として、毎回、建築物やその周辺の地域にまつわるテーマを設定して、講演会及び見学会を実施し、幅広い年齢層の方にご参加いただいています。

今回は、神戸芸術工科大学大学院助手 鎌田誠史が、「茅屋根の空間と神戸の田園風景」といテーマで都心部からわずか30~40分の地域に数多く残る北区の茅葺民家に焦点をあて、講演会では神戸の風土から紐解き、茅葺民家の現在、それを支える保全や環境整備の課題、そして農村集落の特性に触れます。

●日時:平成22年3月27日(土)10時00分~
●会場:谷上SHビル多目的ホール(北区谷上東町1番1号)