神戸エアロネットワーク(略称:KAN)と兵庫県立福祉のまちづくり研究所が共同し、車いすに乗る子どもたちがスポーツを始めるのに最適な、軽量且つ、スポーツ種目にとらわれない汎用型の子ども用スポーツ車いすを開発しました。
株式会社テックラボと伊福精密株式会社の航空機部品製造技術を活用し、子どもでも簡単に操作できるよう軽量化したもので、神戸芸術工科大学、(公財)神戸市産業振興財団、神戸市との連携活動により製作しました。
協働したプロダクト・インテリアデザイン学科・相良二朗教授の専門分野であるユニバーサルデザインの知見を活かし、前後と左右のパイプで座席と車輪をつなぐ構造が採用されました。
製品は、神戸市で世界パラ陸上競技選手権大会が開かれる2024年の販売開始を目標とされています。
~11月29日 兵庫県立福祉のまちづくり研究所 創設30周年記念式典にてお披露目~(神戸市産業振興財団サイトより)
https://kobe-ipc.or.jp/archives/11134