芸術工学研究科

本大学院の特色

神戸芸術工科大学大学院は、日本で希少なデザインとアートを総合的に教育研究する大学院です。大学院生たちはそれぞれが選択する12の専門プログラムの教育を受けるとともに、学術活動の基幹となるデザイン理論や最先端の科学技術を研究しています。

芸術工学とは、人間とその歴史を背景に、芸術文化の研鑽と科学技術を駆使したデザインとアートの学術活動を通して、時代や社会が求める高度な専門性に加えて、「豊かな発想力」や「柔軟な構想力」、そして新しい「確かな表現力」の実現を目的とする学問です。

大学院では、人間を取り巻く自然や社会文化との関わりを可視化する、メディア・映像・写真・CG・アニメーション・絵本・イラストレーション・造形・クラフト・テキスタイル等の「総合アートプログラム」から、物のシステムと人間のシステムを総合化する、環境・建築・ユニバーサルデザイン・ ID/ITデザイン・ファッションデザイン・ビジュアルデザイン等の「総合デザインプログラム」まで、多彩な専門プログラムを教育研究の対象に取り組んでいます。

このような展開は、大学院が国内外の大学と連携し、地域社会や企業そして、行政と密接に連携することで実現しています。特に2008年4月、神戸という開放的で先進的な街にある芸術系の大学として、神戸市と「デザイン都市・神戸」の推進のための連携協力協定を締結し、人材や知識・情報資源を生かすことになりました。

1993年の大学院開設以来,2008年3月までに,修士(芸術工学)の学位取得者264名、博士(芸術工学)の学位取得者30名を輩出し、その成果は国内外の企業や研究教育機関で評価され、各種コンクールの受賞や、芸術工学会論文賞、建築学会優秀論文賞を受賞する等,目覚ましい成果を上げていまます。皆さんも,この斬新でユニークな大学院で、充実した有意義な時を過ごしてください。

大学院の沿革

神戸芸術工科大学は、平成元(1989)年に、科学的知識と最先端の技術を駆使した芸術表現を教育研究する芸術工学の大学として設立され、平成5 (1993)年には芸術工学の更なる確立を図り、大学院芸術工学研究科が設立されました。次いで平成7(1995)年には博士後期課程を開設し、現在(平成20(2008)年)度まで30名の博士(芸術工学)の学位取得者を輩出し、学術社会においても一定の評価を得ています。

平成18(2007)年度に開設された先端芸術学部にあわせて、この度、2008年4月に、「総合アート専攻」を設置する大学院改革を行いました。開学の理念とこれまで構築した教育と学術活動の目的に合致したものです。

私達が基盤とする「芸術工学」とは

「芸術工学」とは、デザインとアートの学術活動を通して、「科学と技術」「芸術と文化」「人間と歴史」の学問分野を統合する学問分野と位置づけています。次世代をになう「デザイン」や「アート」の領域には、高度な専門性に加えて豊かな発想力や柔軟な構想力、そして確かな表現力が求められています。

大学院では、これらのアカデミックアクティビティーを身につける基幹となる「基幹科目」と、専門性を深化させる「専門科目」、そして社会や時代の要請を体現する「特別演習科目」(総合プロジェクト)を有機的に連携させています。

芸術工学イメージ

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