2024年3月1日から4月1日の1ヶ月間、ドイツのミュンヘンにある「ピナコテーク近代美術館」にて、神戸芸術工科大学単独によるアートジュエリーの展覧会が行われました。Kunst(現代美術)・Graphik(グラフィックアート)・Architektur(建築)・Design(デザイン)を展示する美術館として世界的に有名なこの場所で、日本の大学が単独で展覧会に招聘されることは初めてであり、快挙と言えます。
ミュンヘンの同時期は、ジュエリーウィークという、ジュエリーとクラフトに特化した大規模なイベントが開催されており、街中の美術館やギャラリーやメッセで同時開催される展示を観るために、世界中のキュレーター、ギャラリスト、コレクターやアーティストが集まります。
そのような環境の中、本学でジュエリーを学んできた学生、卒業生たちの展覧会は、「オノマトペ」を展示コンセプトとしたのがユニークで、日本のカルチャーを想起させる展示什器の上に、それぞれの作品を陳列しました。
渡航できた学生たちは、現地の空気を感じながらドイツ内外のオーディエンスから生の声を聞くことができ、充実した時間を過ごしました。
展覧会の評価は大変高く、メディアに多数取り上げられて、日本でアートジュエリーを教育・研究する大学として神戸芸術工科大学の存在を強くアピールする結果となりました。
ピナコテーク近代美術館にて | |
展覧会会場 | |
本学教員、学生、卒業生 | |
谷岡理事長ゲストトーク | 来場者 |