アート・クラフト学科は2023年度募集停止。2024年4月より新学科開設。
アートのチカラを体感し、
次代に伝えるクリエイター、教育者に
特長 1
アートとクラフトの魅力を
存分に知る
「好きなことを続けたい」という学生の想いを大切に、楽しみながら、競いながら、助け合いながらアートとクラフトを学べる授業を多数用意しています。その中で、自分の輝く個性を発見できます。
特長 2
実践的カリキュラムで
専門性を高める
分野やコースを選択した後も、他に関心のある技術・表現を追求するために選択できる科目があります。バラエティーに富んだカリキュラムで自分の可能性を探り、広く深く専門領域を学べます。
特長 3
創造的な学びを通して
社会と繋がる
実社会で自分のスキルを活かす方法を学ぶため、展覧会やワークショップなどを学生主体で企画。人や社会との繋がりを重視し、学外の芸術祭やプロジェクトにも積極的に参加しています。
コース
絵画コース
手法の学びや創造体験で、個人の特性を伸ばす
油彩画、アクリル画、水彩画の基礎に加え、日本画、版画、デジタルと写真の応用など幅広い手法を学習。表現方法にとどまらず、創造力、コミュニケーション力も養い、個人の特性を伸ばします。

フィギュア・彫刻コース
個性あふれる造形クリエイターをめざす
彫刻家、人形作家、フィギュア原型師、舞台美術、食品サンプルなど、この分野で活躍できるフィールドは多彩。本コースは基礎段階では写実的な造形表現を学習し、発展段階では個性を活かせる表現力を養います。

美術教育コース
美術教師に必要な技術や知識、経験を獲得する
絵画、彫刻、工芸、デザイン、美術鑑賞など、美術教師に必要な幅広い美術実技や知識を学びます。また、共同制作、アートワークショップなどで、企画力、表現力、指導力を身につけます。

ガラス・陶芸コース
どこにもない作品創造の基礎と応用を学ぶ
ガラス、陶芸それぞれの素材に共通する技法、あるいは異なる技法を幅広く学び、オブジェや器を制作します。二つの異なる世界を経験し、また、学ぶことで、独創的で個性あふれる作品制作を目指します。

ジュエリー・メタルワークコース
「発想する」「造形する」を楽しくハイレベルに
作品制作を通してジュエリーの専門的な技術と幅広い表現方法を学びながら、自分で考える力を身に付け、ゼロから形を作り上げる喜びを体感します。その経験は多様な場面で役に立つ財産となります。

カリキュラム
1年次
アートとクラフトの基礎を学び、専門分野を選択。
広く基礎を学び、制作の体験を増やす
身につくチカラ
- 多様な素材や技法の体験と理解
- 多彩な表現法の基礎となる力
専門科目
- アート・クラフト概論
- スケッチ・素描・イメージ
- 彫刻基礎
- 作品の見方
- 美術基礎実習
- クラフト基礎実習
- 美術実習A
- クラフト実習A
- ドローイング
2年次
各分野で継続して学習し、後期から5コースに分かれ、より専門的な技法を身につけます。
分野・コースを選択し、技術を学ぶ
身につくチカラ
- 専門コースの選択に伴う技術力
- 自分らしさをより効果的に表現する力
- 課題に積極的に取り組む主体性
専門科目
- 工芸史
- 日本画技法
- フィギュア技法
- 美術実習B
- クラフト実習B
- 美術工芸教育論
- フィギュア表現
- 版画表現
- 宝飾表現
- 吹きガラス表現
- 陶表現
- 絵画演習A
- フィギュア・彫刻演習A
- 美術教育演習A
- ジュエリー・メタルワーク演習A
- ガラス・陶磁器演習A
- 模型・フィギュア造形論
3年次
専門性を高め、テーマを見つけ、独自の表現世界を構築。
テーマの発見・追究で表現力を磨く
身につくチカラ
- 各自のテーマを追究する高度な技術力・表現力
- 社会で求められる企画力および実践力
専門科目
- ステンドグラス演習
- 釉薬技法演習
- 金属造形演習
- 絵画演習B・C
- フィギュア・彫刻演習B・C
- 美術教育演習B・C
- ジュエリー・メタルワーク演習B・C
- ガラス・陶磁器演習B・C
- メディア演習
- ジュエリー技法
4年次
卒展への制作を通して、クリエイターや美術教育関係者として活躍するための土台を築きます。
卒業制作に自分の能力をつぎ込む
身につくチカラ
- マンツーマン指導によって得られる高度な技術力
- プレゼンテーションなど社会で通用する表現力
専門科目
- 美術特別演習
- クラフト特別演習
特別科目
- 卒業研究
取得可能資格
学部卒業時
- 学芸員
- 高等学校教諭一種(美術・工芸)
- 中学校教諭一種(美術)
プロジェクト

ジュエリー展 inタイ/バンコク
近年、海外での活動を積極的に行っているジュエリー・メタルワークコースでは、9月から11月にかけてタイのバンコクにあるコンテンポラリージュエリーを扱うATTA Galleryにて、神戸芸術工科大学をフィーチャーした展覧会を行いました。「Color -KOBE DESIGN UNIVERSITY- 2021」と題したこのグループ展には在学生、卒業生、教員が参加し、それぞれの個性あふれる作品がカラフルな空間を作り上げました。会期中にはオンラインでギャラリーと参加者を繋ぎトークセッションを行うなど、海外に本学のジュエリーをアピールすると共に、学生にとって大変刺激となる有意義な企画となりました。

阪急神戸三宮駅仮囲いデザイン
阪急神戸三宮駅周辺の再開発事業のひとつである阪急ビル改修工事に伴い設置された仮囲いの壁画デザインを、アート・クラフト学科と大学院で作成し提案しました。
アート・クラフト学科では、人通りの多い駅前というロケーションに合わせて「人と人をつなぐツール」としてバッグのシルエットを使用。「神戸の風景」「昭和レトロ」「ショッピング」といったキーワードを元に、バッグの形をした絵画を各学生が制作し、それらを組み合わせて壁画デザインとしました。また大学院では、イラストレーションを専攻する留学生が、国際色豊かで多様性に溢れた神戸のイメージから「神戸の街と人」をテーマに表現しました。

旅のはじまり 日墨米3ヵ国交流展
アート・クラフト学科が取り組んでいる国際交流活動の一環として、メキシコ及びアメリカの大学と連携し、3ヵ国交流の展覧会を開催。言葉や文化の違いといった壁を越え、美術や工芸の作品を通じた人とアートの新しい出会いの創出を目指しました。
展覧会に合わせて、メキシコから来日したアーティストによる特別講義も開催。学生たちはスペイン語でのスピーチに聞き入り、作者自身が語りかける迫力や雰囲気を生で体感しました。言葉がわからなくても、作品を通じて相互理解を深め、国際交流における美術や工芸の可能性を実感できる機会に。今後、学生たちが留学や国際的な活動にチャレンジするきっかけ作りができました。

舞多聞ネイチャーアート 行灯まつり
大学近隣の地域コミュニティの子供達を対象にしたワークショップを実施し、大きな影絵と光のオブジェ、手形の壁画を制作しました。美術教育コースの学生達は、地域の子供達との触れ合いを通して、ワークショップや美術教育に関する知識と経験を蓄積していきます。2007 年から継続的に、地域と連携し、自然環境とアートを活かした「共創の場づくり」をめざして取り組んでいます。

ハロウィンバスラッピング
イオンモール神戸北からの依頼で、1年生が神姫バスのバスラッピングデザインを行いました。授業で思い思いの絵を寄せ合った結果、最終的に5名の原画を採用。全員で協力して大型バス外観のデザインにまとめました。バスは2017年10月の1カ月間、街中を運行しました。

“ミッフィーフェスタ”プロジェクト
そごう西神店で行われるワークショップ用の見本を作るため、素焼きのミッフィーにペイントしました。一人ひとりが感性のままに色柄を描き、楽しいミッフィー達が完成。他にも“田んぼアート”の原画作成など、地域に貢献するさまざまなプロジェクトに取り組んでいます。
進路・卒業生
目指す職業
教員(美術・工芸)
画家
イラストレーター
フィギュア原型師
造形作家
ガラス作家
陶芸作家
ジュエリークリエーター
ジュエリー系企業
ガラス陶磁器系企業
学芸員
卒業生の声
進路・就職実績
アート・クラフト学科 卒業生の職種別就職状況は本サイト「進路・就職実績」ページをご覧ください。