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ビジュアルデザイン学科 学生/入選のお知らせ(日本パッケージデザイン学生賞2023)

2024年01月23日 ニュース 受験生向け情報 受賞・入選 ビジュアルデザイン学科 学生活動 成果・実績 芸術工学部

ビジュアルデザイン学科3年生の木村有希さんが公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)主催日本パッケージデザイン学生賞2023 にて入選いたしました。

日本パッケージデザイン学生賞2023 入選
[ 作品名 ] ぴるぴーる
[ 整理番号 ] JPDASA2023_498

コンセプト   
低用量ピルのパッケージです。りんごの皮から発想を得て、「pill」と、剥くという意味の「peel」をかけています。WHOによる避妊法2019では日本のピル内服率はわずか2.9%。ピル従来の使用目的である避妊のためとしても、近年推奨されている生理痛などの月経困難症の改善のためとしても、利用率は低い現状です。また、毎日1錠ずつ飲み続けるピルは飲み忘れると効果を発揮できません。「ぴるぴーる」は、りんごの形で可愛らしさを表現しつつ、皮を剥いてひらいていく行為で飲み忘れを防ぎ、どこまで飲んだのかをぱっと見て解るようにしました。「ぴるぴーる」が低用量ピルの普及と女性が活躍する未来を切りひらきます。
文・木村有希

日本パッケージデザイン学生賞 公式ページ
https://student.jpda.or.jp/
入選作品リスト
https://www.kobe-du.ac.jp/18/wp-content/uploads/2024/01/nyusen_2023.pdf

日本パッケージデザイン学生賞とは?

公益社団法人日本パッケージデザイン協会(略称:JPDA)が主催し、パッケージデザインの新しい魅力と価値を学生と共に発掘・伝播していくことを目的にした、学生パッケージデザインアワードで、毎年開催されます。

パッケージデザインには、中身の情報を伝達するだけでなく、形状の工夫やマーケティング、SDGsを意識したものなど、様々な要素が組み合わされてできています。近年、パッケージデザインに対する関心が高まっていることを受け、美術・芸術系の学校のみならず、パッケージデザインに興味のある学生ならどなたでも参加することができるアワードを2022年度より開催しています。

作品のデザイン性や創造性を競い、パッケージデザイン界で活躍するJPDA会員審査員と外部特別審査員による厳正な審査を経て、大賞・金賞・銀賞・銅賞・審査員特別賞などが選出されます。
また、入賞作品は『年鑑日本のパッケージデザイン』(隔年刊行)に収録されます。