赤崎正一名誉教授 特別レクチャー「デザインの忘却3」開催のお知らせ

ビジュアルデザイン学科では、卒展カオス2024の開催に合わせ、赤崎正一名誉教授による特別レクチャーを原田の森ギャラリー別館にて実施いたします。予約不要となりますので、是非ご来場ください。

名誉教授特別レクチャー「デザインの忘却3 音楽とビジュアルイメージ LPジャケット/PV/映画/文学/書法」

講師:赤崎正一 名誉教授
日時:2024年2月10日(土)13時~15時30分
会場:兵庫県立美術館王子分館 原田の森ギャラリー別館401
https://hyogo-arts.or.jp/harada/
※予約不要。学外の方の聴講も可能です。

音楽や音の体験は視覚的なイメージと切り離し難いものです。
すべての人は乳幼児期までは「共感覚」を持っていると言われています。わたしたちの世界には音楽とビジュアルイメージが溢れています。ビジュアルデザインは音楽を喚起します。音楽はビジュアルイメージへと変容します。
さまざまな事例を紹介しながら音楽とビジュアルイメージの深いつながりについて共に考えます。

「カオス22」「カオス23」で「デザインの忘却」というタイトルでお話をしました。
「デザイン」というカタカナ語こそが現代のデザインの問題の核心を覆い隠しています。「デザイン」は忘却されているのです。それは意図された忘却であり、われわれを欺いている「近代」そのものの「うつしみ」です。
その問題意識を前提として、今回のレクチャーではきわめて個人的な音楽の体験を中心としてお話します。(赤崎正一)

公式SNS