- 作者情報
- 大学院芸術工学研究科卒業生 丁 睿
総合アート&デザイン専攻
STORY
制作ストーリー
本研究では、生活の中の見慣れた物に隠れた魅力を見つけて、イラストレーションを制作することを通じて、観者に物に潜在している美しさ、あるいは物に対する想いを喚起させる。
また、現在は急速かつ強圧的な時代であり、人々の心は焦燥しやすい傾向にある。これらの「日常化」してしまって見過ごされている物は私にとって、人との付き合いで心許ない内面を落ち着かせることができると考える。
本研究では、静物のイラストレーションの制作を通じて、来られの日常的な物を物自体として見直し、人々に生活の物事の美しさを感じさせる。本研究の作品が物と人々の精神を結びつけ、人々の内面を慰撫することが期待される。