トークセッション「KDUの遺伝子 -ようこそ先輩 kdu-version」 開催レポート

6月27日、本学では様々な分野で活躍する卒業生を招いたトークセッション「KDUの遺伝子 -ようこそ先輩 kdu-version」を開催しました。

今回は、井掛紗百合さん(陶芸家 造形表現学科(現 生産・工芸デザイン学科)卒業)、小越将吾さん(イラストレーター ビジュアルデザイン学科卒業)、藤岡俊平さん(まちづくり実践者 環境デザイン学科(現 建築・環境デザイン学科)卒業)をお招きし、それぞれの活動やキャリアについてお話しいただきました。

前半は、お一人約10分間で自己紹介が行われました。

井掛さんは在学中に参加したアメリカのペンランド スクール オブ クラフトでの陶芸ワークショップや滋賀県立陶芸の森での滞在制作が、陶芸家としての転機となったことを紹介されました。それまで取り組んでいた器づくりから現在の造形的作品に大きく変化し、国際的に活躍するようになった道のりを語ってくださいました。

小越さんは、マレーシアのペナン島で障がい者福祉施設において、大型バティック制作のワークショップを行った経験を紹介されました。また、現在手がけているミュージシャンのCDジャケットや音楽イベントのメインビジュアル、壁画制作など、多岐にわたる仕事をスライドで紹介しながら、自己表現とクライアントに寄り添うデザインとのバランスについて語ってくださいました。

藤岡さんは、古民家再生による町屋一棟貸し宿「紀寺の家」を紹介して、歴史的建造物の利活用を軸に展開されている事業を紹介されました。また、スペース・ドット・ラボ代表取締役として、宿泊・不動産・コミュニティスペース「bird bird」の運営を通じて、地域資源を活かしたまちづくりに取り組んでいる様子を、スライドや映像を交えて語ってくださいました。

後半のディスカッションでは、「仕事で大切にしていること」や「大学生へのメッセージ、アドバイス」などをテーマに、それぞれのご経験やお考えについて伺いました。分野は異なるものの、大学時代に培った経験や人との繋がりが現在の仕事や活動につながっていることが語られました。参加学生にとって、卒業生のお話は、自分自身の将来を考える上で大いに参考になるものでした。アンケートには、「卒業後の進路をイメージしやすくなった」「幅広い分野の実体験を聞くことができてよかった」「自分も挑戦してみようと思った」などの感想が記入されていました。

井掛さん、小越さん、藤岡さん、本当にありがとうございました!