生産・工芸デザイン学科 金箱准教授がCEATEC2024 TDK株式会社ブースにて作品を展示

2024年10月15日から18日にかけて幕張メッセで開催される「CEATEC2024(Combined Exhibition of Advanced Technologies)」のTDK株式会社ブースにて生産・工芸デザイン学科 金箱 淳一准教授と原田智弘さん、中村開さんによるユニットenv.(エンヴィ)で制作した「Floating Speaker」が展示されます。
CEATECは、毎年10月に開催されるIT/エレクトロニクス産業関連の国際的な展示会で、アジア最大級の技術展示会として知られています。

Floating Speakerのコンセプト

Floating Speakerはenv.の間における音に対する考え方の議論の中で発案されました。
常日頃から音は、さまざまな場所から立ち昇っていると考え、我々はそれらの音を、絵画における点描のように考えています。
人間の耳は2つですが、それぞれの耳に届くほんの少しの時差で、人間はその音がどこから発せられているかをイメージ(想起)することができます。
これが人間の想像力です。音は常にうつろいながらそこに佇み、我々を感動させたり、穏やかな気持ちにします。
生活で触れることの多い音響機器やスピーカーは、基本的にはその位置に固定されていることが多いと思います。
Floating Speakerは、そんな当たり前の音体験を見直し、常に移動する音の像(音像)に対して耳を傾けることによって、日常生活をより豊かにすることができる器になり得ると考えています。

撮影:Fumihiko Oki
展覧会情報

【名称】
CEATEC 2024(シーテック 2024)

【会期・会場】
幕張会場:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
     2024年10月15日(火)~18日(金) 10:00~17:00
オンライン会場:2024年10月1日(火) ~ 31日(木)

【展示場所(ブースNo.)】
ホール 4 ブース番号 4H100

【CEATEC 2024 TDK株式会社特設サイト】
https://site.tdk.com/ceatec2024ja_index