FUJIYAMA Tetsuro
CAREER
主な経歴
- 職位
教授
- 大学院
大学院芸術工学研究科
- 2024年度入学の4学科名称
建築・環境デザイン学科
- 2023年度入学までの7学科名称
環境デザイン学科
- 生年
1962年
- 最終学歴
日本大学理工学部建築学科卒業 1987年／芝浦工業大学大学院建設工学修士課程修了1989年
- 学位
工学修士
- 専門分野
建築デザイン
- 主要担当科目
現代の建築（学部）、比較芸術論（大学院）他
- 所属学会
日本建築学会／芸術工学会
- 所属学会(役職)
日本建築学会／芸術工学会
- 主な業績
[著書] 「建築MAP東京」(共・TOTO出版)1994年／「古典主義建築-オーダーの詩学」（共訳・鹿島出版会） 1997年「建築MAP大阪／神戸」（共・TOTO出版）1999年／ [論文]「TheAbsence of Mies」(日本建築学会・建築雑誌)1999年／ [作品]「T2」(ベニスビエンナーレ第5回国際建築展)1991年／「岡本の家」（神戸市）1997年／「ツマリカモ」（越後妻有アートトリエンナーレ、新潟）2006年／「神戸ビエンナーレ」2011年／「西ノ浜の家」（瀬戸内国際芸術祭）2013年／「赤い窓の回廊」（瀬戸内国際芸術祭）2016年／「空と海のゲート」（瀬居島アートプロジェクト、香川県）2019年／「無作為のゲーム」（しんきんグof ART展、香川県）／「家の海」（瀬居島アートプロジェクト、香川県）2022年
WORKS
主な実績
ツマリカモ
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」出展作。
設置会場である新潟県十日町の空間の￥リサーチから、農村での軽トラ軽バンの多さに着目。その軽バンを土壁の小屋に魔改造。テールゲートを開いた中はアートグッズの無人販売所。
2006
神戸芸術工科大学 クリエイティブセンター
本学施設。1階は無柱空間の大アトリエ、2階は講義室や小スタジオ。大学キャンパスの空間分析から導かれた22.5度の軸線を用いて、四周の空間・建築と動的な関係性をつくりだした。
2008
銀の雨・金の環
「神戸ビエンナーレ 高架下アートプロジェクト」出展作、戸矢崎満男と共作。
元町高架下（モトコー）の空き店舗を活用。戸矢崎が金銀のボタンを使った雨だれと波紋のインスタレーションを制作、藤山が背景となる展示空間をデザインした。
2011
西ノ浜の家
「瀬戸内国際芸術祭 沙弥島会場」施設
芸術祭会場の一つである香川県坂出市沙弥島の海水浴場の海の家。芸術祭の会期中は会場で唯一の飲食店となる。建物の形態構成は隣の与島の採石場の切り取られた山の光景から着想した。
2013
赤い窓の回廊
「瀬戸内国際芸術祭 沙弥島会場」出展作。
瀬戸大橋を臨む浜辺に、風景をカラフルに切り取る額縁のような窓を設置。窓の開け閉めで色を混ぜて楽しむこともできる。島に隣接する工業地区の建材メーカーの人たちの協力のもと作成。
2016
空と海のゲート
「瀬戸内国際芸術祭 香川県関連事業・瀬居島アートプロジェクト」出展作。
誰も使う島民がいなくなったゲートボール場を、芸術祭の広場に変えた。放棄された鉄パイプのベンチ跡を整え、線の彫刻に。グランドのビーチボールが波の泡のようにたゆたう。
2019
家の海
「瀬戸内国際芸術祭 香川県関連事業・瀬居島アートプロジェクト」出展作。
漁港の空き古民家を使用したインスタレーション。家の中に海の景観をしつらえる。生活感をかもし出す畳と布団の茶の間を、風光明媚な白い砂浜と青い海原に変容させた。
2022
