兵庫モダンシニアファッションショーThe FINALが開催されました（レポート）

去る12月3日（日）、兵庫区役所2階みなとがわホールにて、本学ファッションデザイン学科が企画・運営に携わったプロジェクト「兵庫モダンシニアファッションショー」が開催されました。

阪神・淡路大震災から10年をきっかけに始まり、兵庫区で15回にわたり行われてきた同イベントは、高齢者や体に障がいのある人が主役のファッションショーです。
シニアファッションの第一人者・見寺貞子教授が中心となり、ファッションデザイン学科の学生がショートのサポートを行ってまいりました。
皆様に長く親しまれてきたイベントですが、コロナ禍を経て3年ぶりの開催となり、今回で最終回を迎えることとなりました。

今年は着物リメイクワークショップに参加した親子や本学学生が講師として特別出演しました。
学生たちは子供たちに着物のリメイクの方法から制作までを指導し、ショーでは自身が制作した服も着てランウェイを歩きました。

会場は、小さい子供からシニアまでたくさんのご来場があり、ショーが始まる前から活気に溢れていました。年齢や性別、障がいにとらわれず、参加者の一人ひとりが主役であり、見ていて元気づけられる素敵なショーでした。
区役所の方や地域の方との交流や繋がり、ご支援があり長く愛されていたイベントだと実感しました。
今回でイベントは終了してしまいましたが、今後もさまざまな形で地域の方と関わり、社会に向けてデザインの力で貢献できる機会を創り上げていけることを期待しています。

「親子の着物リメイクワークショップ」にて制作した作品を着用

ファッションデザイン学科の見寺教授と、ファッションデザイン学科の学生のみなさん

過去の取り組み紹介

「兵庫モダンシニアファッションショー」を追う！映画『神様たちの街』予告編
10回目の節目を迎えたとき、映画監督の田中幸夫氏により、ドキュメンタリー映画「神様たちの街」が制作・公開されました。