Logbook:Yoshiaki Hanada
2004年8月

花田の大学での暮らし、設計活動、日々の思いを記録します。
御意見、御感想等ありましたらこちらまで。研究室TOPはこちら

2004-8月31日(火)

 もじどおり台風一過の晴天。岡本の住宅の現場は予定通りコンクリート打ちを実施した。昼から夕方までかかって地下の壁と1階スラブの打設完了。半日、ktの伴さんと現場につきあう。

2004-8月30日(月)

 台風襲来。夜の風がすごかった。わが家でも僕の部屋は5面が外気に面していて、風の当たり具合が強烈。びりびり揺れた。沢田マンションは大丈夫か。カモメさんは吹き飛ばされてはいないか。

2004-8月29日(日)

 今日から北大で建築学会の大会だが、昨日の入試関連の仕事やら宿題やらがあって、今年は欠席。神戸にいる。
 宿題1を書き続けています。やっと最後の部分にはいってきた。編集のNさんから督促メール。

 朝日新聞の連載5回目は、古い団地 狭い中に工夫 解体は惜しい」。昭和30年代の団地調査のときに感じたこと。

 メイのアメリカ日記が頻繁に更新されています。バークレーでの新学期が始まった様子。ぜひご覧下さい。

2004-8月28日(土)

 どたばたやっているうちに、気がつくと夏も終わろうとしています。朝晩かなり涼しい。猛烈な台風が北上中。

 本日は大学で進学説明会とAO入試合格者へのガイダンス。
 高校生の相手はけっこう気疲れする。きっとむこうもそうだろうな(笑)。AO入試では、元気な人たちが集まってくれているようで、ひと安心。

●20日(金)から23日(月)は所用ありで高知の実家へ。ついでに沢田マンションへ行き、カモメ405さんの様子を見てきました。さっそく「土佐日記」にも写真を貼ってもらってました。
●22日(日)の朝日新聞の連載4回目は、家らしさ 可能性を探り続ける魅力」。家らしさをどう定義するかというようなことについて。
●24日(土)は、朝日新聞の神田記者が9月から東京勤務ということで、お世話になった建築関係者で送別会。集まったメンバーの顔ぶれから、神田記者が大阪の建築界でいかに幅広く動いていたか、重要な存在だったかを再認識。早く戻ってきてくださいね。しかし、私の連載は続きます。
●宿題1をやり続けて・・・、
●26日(木)は、午前中、岡本の現場へ。
●27日(金)は、西宮の御前浜整備計画の一環で、川北さんや学生たちと椅子の無料貸し出しをするとどうなるかという実験をした。100円均一ショップで、子供用の小さなプラスチック椅子を100脚購入。それを貸し出し、来た人たちに好きに使ってもらった。1日浜にいましたが、なかなか面白かったです。こっちの掲示板にも写真が少しあります。


2004-8月19日(木)

 大学へ。学生さんの進路相談、学科会議、教授会、入試関連のお仕事、と続き、あっという間に夜の9時。
 家に帰って神田記者と手直し原稿のメールをやりとり。夜中までお互いよくパソコンに向かっている。チャット状態(笑)。夜勤ですかと質問すると、奥様の実家の食卓からとの返事がくる。なんとも不思議な世の中だ。
 宿題1。あせってます。
 慢性的な睡眠不足状態。寝付きはいいがすぐ目が覚める。歳とったってことか。

 沢マンのカモメ嬢に、日々思ったことを「土佐日記」にどんどん書くよう指示。それがぜったいに卒論につながるだろう。いきなり論文書こうとすると難しいけど、誰かと喋るような、あるいは誰かにメールを出すようなつもりで書いていくと、意外に書ける。それがたまると、なんとかなるという気分がわく。ほかのひとも同じ。やってみて。私はそれで「青木淳論序説」を書きました。

2004-8月18日(水) 沢マン土佐日記、堂々連載開始
 久しぶりに大学へ。あれやこれや。やはり大学のサーバーダウンで、メールが滞っていましたが、本日復旧し、まとめて到着。届かなかったものはないようです。

 花田研の4年生、通称「カモメ405」嬢は、卒論のため、高知の沢田マンションに住み込んでいます。その要陽子嬢から、「日記を書き始めたので研究室のホームページからリンクせよ」との指示が来た。さっそくつなぎました。題して
カモメ405の沢マン土佐日記。期間限定の貴重なレポート。どうぞお見逃しなく。

2004-8月15日(日)

 打ち水なんて書いた途端に涼しくなった。朝晩は肌寒いくらいの一日。
 終戦記念日だが新聞はオリンピックと高校野球。かろうじて社説は終戦記念日関係(朝日)。沖縄の米軍へり墜落現場には今日も日本の警察は現場検証できず、石原都知事は天皇の靖国参拝を願うと発言。なんということだ。

 終日、家。宿題1。われながら遅い。あ
あ〜〜くっそおお

 朝日新聞の連載3回目は、「下町に住み込む 人情と学生ノリで活性化」。芸工大の学生諸君がやっている「住みコミュニケーションプロジェクト」を紹介した。工事進んでるかな。頼もしい限りだ。

2004-8月14日(土)

 午前中から朝日の貯金ひとつと修正ひとつ。神田さんへ送る。貯金はもうひとつ増やしたいけど、イメージがわかない。夕方、住吉で散髪。お客は僕ともうひとりだけ。シャッターを下ろした店が多い。お盆休み。
 宿題1へ戻る。あとは輪郭線の中に文字を投げ込んでいくだけと思うのだが、なかなかだ。広大な埋め立て工事をやっている気分。あせってきた。

 夏休みはどこいった。

 打ち水大作戦。こんなことがおこなわれてるんだ。わが家でも、1日に2〜3回、庭に水をまく。とくに先日気がついたのは、駐車場の屋根にあたるコンクリートの部分。ここが熱をもってるんですね。それが庭の端から端まであるから、その上で暖まった空気が部屋に流れ込んでいるのかも。コンクリート全面に水をまいたらかなり涼しい感じがした。ただし、すぐに蒸発する。夏の間だけなにかで土手をつくって水を1cmでも張るといいんだろうなあ。「土手」の作り方、どなたか名案ありませんか。土とか粘土でしょうかね・・。
 鉄板屋根の上に水をまく実験もやってみたい。水平に近い屋根なので、かなり集熱しているような気がする。
 
僕の部屋が家の中で一番暑く、夜中まで熱気がたまっている。1階に降りていくとひやっとする。高い位置に空気抜きの窓をつくっておくべきだったかもしれない。
 ともかく今もエアコンは使っていません。


2004-8月13日(金)

 沖縄で米軍のへりが沖縄国際大学のキャンパスに墜落。

 午前中、神田記者からホットライン(=最近私もケータイをもっている)で連絡が入る。連載原稿の「貯金」の積み立ての相談。「残金」が少なくなっている。彼と話すと小さなネタが瞬時にふくらむ。新聞記者のひとって面白い。
 で、さっそくその方針で書こうと思うのだが、午後は家庭の雑用で時間をとられ、夜は夜でレポートの採点を続けるのみ。深夜、レポートはなんとか片付いた。これから、「貯金」づくりと宿題1に頭を戻さないといけない。

 『CASA BRUTUS』がドコモモ100選の特集。僕も最後の建物紹介の短いコメントのいくつかは書いていますが、今回はそのコーナーは全員無記名です。いろんな事情があるんですね。それにしても、DOCOMOMOまで題材にするとは『CASA BRUTUS』ってすごいなあ。学生の頃、初めてヨーロッパに行って、『domus』などの建築雑誌が駅のキオスクで売られているのに驚いたけど、日本もやっとそういう状況になった、のか?でも、同じようにキオスクに置いてあっても
、それをどれくらいの数の誰が買うのかといえば、日本の方が量的には圧倒的に勝るのでは。日本が世界で一番「ドコモモ」という言葉が普及している国になったりして。
 僕は、芸工大の1年生対象の必修オムニバス授業で、担当する3回の授業のうちの1回は、日土小学校の模型づくりでの先輩の活躍を紹介し、松村正恒と日土小学校、そして「ドコモモ」について話している。「ドコモモ」という言葉を1年生から刷り込むのは神戸芸工大ぐらいだろうと自己満足に浸っていたが、そうも言ってられなくなったか。

2004-8月12日(木)

 日土から帰ってきて、「楽しかった夏の思い出」に浸りつつしばらくボーっとしていたい、のにまったくそういうわけにはいかない。世間はお盆休みなのに、毎日あせって仕事をしている。本音は「ボーっとしていたい」「思い出に浸りたい」状態だし、じっさいあの楽しいイベントのあとそういう状態になるなというほうが無理というものだと自分でも思うので、なんとも辛い毎日だ。
 帰ってからはずっと宿題1と朝日新聞の連載の貯金づくりに追われている。9日は、午前中は岡本の住宅の現場でコンクリート打ちに立ち会い、午後は西宮の御前浜環境整備会議に出席。昨日からは、ためこんだレポートの採点を始めた。昨年は8月初めにさっぱりと終わっていたのにと愚痴っても仕方がない。ぐちぐち。

 朝日の連載、いかがですか。新聞連載初体験につき、ご感想・ご批評、きかせていただけるとありがたいです。田舎の親や近所の方からは読みやすいとの言葉が届く。神田記者の梃子入れのお陰です。

 ゼミ生の「カモメ405」嬢が、卒論のために、高知の沢田マンションに住み始めた。日土からの帰り、川之江で車を降り、彼女はひとりバスで高知に向かったのであった。どうしてるかなと思っていたら、掲示板に書き込みあり。一安心。元気いっぱいの若い人はいいなあ。うらやましいぞ。
 ゼミ生といえば、この春、僕の研究室で修士を終えて青木淳君の事務所で働いているM山君が、青森の県立美術館の現場に転勤。大阪の実家に荷物を取りに来て10日に会ったが、もう青森の暮らしが始まっているはず。健闘を祈る!

2004-8月8日(日)

 朝日新聞の連載2回目は、「街の地図 雑多な要素が魅力生む」。以前、短大で教えていたときの印象深い卒論を材料にし、犬や音や臭いや老人やらの分布図をつくって街の魅力を比較するという話です。

2004-8月6日(金)〜7日(土) 夏の建築学校 in 日土

 速報、夏の建築学校 in 日土です。少しずつ書き足していこうかと思いますが、とりあえず写真を貼ります。

 地元の方々のたいへんなバックアップのもと、じつに楽しく有意義な2日間となりました。写真からも雰囲気が伝わると思います。建築をやっていてよかった、日土小学校や松村正恒さんに関わっていてよかった、そういう幸福感でいっぱいになりました。参加してくださった41名の「生徒」さん、お疲れさまでした。いいレポートを期待しています!

1日目 8月6日(金)


日土小学校                     受付の準備                       椅子運び

教室づくり                     受付のテント                      開校式

参加者の自己紹介                  授業開始!                       1時間目(愛媛大学 曲田先生)

2時間目(わたくし)                3時間目(東京理科大学 山名先生)           休み時間

授業修了                      地元の方々による夕食の準備(日土公民館)        夕食

夜の授業開始(町並研究の岡崎さん)         地元の建築家・杉山さんによるペーパークラフト      夜の授業会場の展示

夜の授業(愛媛大学 高安先生)          夜の授業(元・八幡浜市役所 柳原さん)         夜の授業(八幡浜市役所 原さん)

夜の授業(元・狩江小学校校長 紺田先生)      地元の方も発言                     地元の方々の手料理による懇親会。すごい盛り上がり!(撮影:佐伯夏美)

2日目 8月7日(土)


朝礼                        日土小の子供たちといっしょにラジオ体操         掃除開始

廊下をみがく                    子供たちの手の届かないところを拭く           さらに高いところを拭く

雑巾を干す                     子供たちと七夕飾りをつくる               わいわいつくる

完成                        修了式で感想を発表                   仮修了証をもらう(正本はレポート提出者に発行予定)

花田研のメンバー                  お昼ご飯も地元の方々が用意してくださる         楽しかった2日間もあっというまに終了

 

2004-8月2日(月)

 午前中、宿題1。
 午後は大学へ。今週末は、いよいよ「夏の建築学校 in 日土」です。その「授業」の準備。夕方は愛大の曲田先生と当日のことなど電話打ち合わせ。

 『住宅建築』8月号がでました。「建築家が自邸で問いかけるこれからの[住まい観]」という特集。僕は、竹原義二さんへのインタビューを担当しました。建築だけじゃなくて、あの空間での暮らしについてうかがっています。初期のスケッチとかも載せていて、面白いよお!もうひとつは伊藤寛さんの自邸。ますますファンになってしまう空間だ。
 インタビューは、編集部の植林麻衣・波多野章子(花田研出身)という二人の楽しい女性陣と竹原邸を訪れ、ご家族にも同席をお願いしてわいわいとおこなった。その雰囲気が誌面に少しは出てるのではないかな。今日は植林・波多野のお二人から電話あり。雑誌の出来具合について、もういちどわいわいと喋る。


 腰痛、さらにひどくなる。昨日、説明で何時間も立ちっぱなしだったのがいけなかったんだろうなあ。それと冷房。
 とにかくあれやこれやで疲れているのがよくわかる今日この頃。

2004-8月1日(日)

 オープンキャンパスで大学へ。台風は通り過ぎてお天気回復。朝から準備と説明役。けっこうな人出があり一安心。みんなおいでね。
 終了後、学科会議。なんだかんだで9時近くになる。
 疲労困憊。夜、腰にくる。

 朝日新聞生活欄の「住まい いろいろ」での私の連載が始まりました。毎日曜日です。1000字弱の短い文章ですが、神田記者のチェックは厳しい。3ヶ月くらいの予定です。西日本一帯に配られていると思うと妙な気分。東日本の方は中央構造線のあたりまで買いに来てください。
 1回目の見出しは「外に開かれた家 震災後、助け合いで実感」です。阪神大震災の時に感じたことからスタートしました。