西脇市は先染織物である播州織の産地として知られていますが、近年では人口減少と高齢化が進み、歴史的街並が残る中心市街地にも空家が目立っています。そこで、西脇商工会議所からの委託を受け、ファッションデザイン学科の野口研究室と環境・建築デザイン学科の川北研究室が中心となって、地場産業とまちの活性化に産学連携で取り組むことになりました。
このプロジェクトでは、「播州織工房館」と「The nuno(布)」の2つの新しいまちの交流拠点をつくりました。「播州織工房館」は木造のこぎり屋根の工場を播州織製品の展示販売・喫茶・イベントスペースとして再生したもので、「The nuno(布)」は播州織のオリジナル生地を切り売りする専門店です。これらの間には国登録有形文化財の「旧来住家住宅」が位置し、2つの交流拠点が加わったことで、西脇中心部の古い街並に新たな回遊性が生まれることになりました。


