海ギャラリー模型制作プロジェクトについて

 2002年9月3日から9月15日(東京展)、9月20日から10月6日(大阪展)の期間、東京展はヒルサイドフォーラムにおいて、大阪展は大阪市立住まいのミュージアムにおいて、「林雅子展」が開催されました。

 

 林雅子(1928〜2001)は日本を代表する女性建築家のパイオニアとして走り抜けた女性であった。

 北海道生まれ。1951年に日本女子大学生活芸術学科住居専攻の第1期生として卒業後、東京工業大学清家清研究室で5年間過ごし、設計の実務を学ぶ。 1958年、女性3人で設計事務所「林・山田・中原設計同人」を設立。当時、男性の世界とされた建築界の中で、自らの努力で新たな道を切り拓いていった。

 彼女の40余年に及ぶ活動は、多くの住宅作品と、幾つかの公共建築から成る。それらは日本建築の伝統を受け継ぎながらも、形式にこだわらず、現代の技術とデザインを駆使して、確かな骨格と大胆なデザイン、緻密で創造力に溢れた細部を特徴とする。1981年、女性として最初の日本建築学作品賞を受賞し、85年には米国建築家教会から名誉会員に推薦された。設計活動の傍ら日本女子大学、東京大学、東京工業大学などで設計指導にあたり、あとに続く者たちへの力強い道標となった。

 本展では、彼女の主な建築作品の模型・写真とともに、彼女自身の手による設計原図と、そのライフスタイルを示す資料を展示し、建築家として、また女性として精一杯に生きた彼女の姿を伝えたいと願う。

以上開催趣旨より抜粋

 

 花田研究室はこの展覧会のために、林雅子さんの代表作である「海のギャラリー」の模型製作を依頼されました。模型製作の様子は「プロジェクトH」として花田研究室4回生(当時)の東端君がまとめてくれたので、是非それをどうぞ。

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