は新たな挑戦
リミックスは楽しい!
たとえばファッションと工芸、絵本とWEBなど、さまざまなジャンルのリミックスで、今まで見たこともない新たな作品やジャンルが生み出され、専門性を越えた総合力と応用力が身につきます。
2024年4月より、学びの領域をさらに広げ、
デザイン領域の総合化を促進します。
近年、情報化社会の急激な発展やライフスタイルの変化に伴い、
デザインの分野が飛躍的に拡張しています。
社会とデザインの動向に対応し、
神戸芸術工科大学は大きな改革を行います。
2024年4月から芸術工学部を
4学科12コースに改編し、
個々の才能を伸ばす学びに加え
専門分野を超えた総合的な学びによって、
応用力と創造力を持った人物を育成します。
たとえばファッションと工芸、絵本とWEBなど、さまざまなジャンルのリミックスで、今まで見たこともない新たな作品やジャンルが生み出され、専門性を越えた総合力と応用力が身につきます。
ジャンルを横断した知識や経験、そしてデザイン的な考え方は、さまざまな困難を抱える現代社会をより良くするため役に立ち、イノベーション(技術革新)を創り出す力となります。
リミックスは、多彩な個性が交わるコラボレーション。他のクリエイターと交流し、共感し衝突し、大きな達成の喜びへ繋がることで、人間的な成長や柔軟な発想力を育むことができます。
デザインは、世界の人たちや身近な人のためにあります。自分や誰かの夢の実現、困っている人を少し楽にできる「ちから」。デザインは幸福でひとをつなげ、世界を豊かにすることができます。
自然と共生しながら人々の暮らしに適した
新しい空間をデザインする。
建築・環境デザイン学科では、人々が暮らす環境や社会の変化をとらえ、生活空間が成り立っている仕組みを理解し、時代が求める新しい空間をデザインする方法を学びます。その範囲は建築だけにとどまらず、まちづくりやランドスケープ、商業空間やインテリアデザインまでに及びます。
ものづくり力や独創的な表現世界で
社会と暮らしをより豊かに。
広範囲なプロダクトデザインについての学修や、現代の多様なファッションのあり方を踏まえた実践的なものづくり、ガラス、陶磁器、ジュエリー、フィギュアなどの高度な表現技術による独創性とこれらの分野の融合を追求し、人々のライフスタイルを豊かに彩るモノ・コトを総合的に創造できる力を養成します。
創造力や企画力をもとに視覚的な表現で
人を楽しませ社会を動かす。
絵・文字・動きをはじめとするビジュアルデザインの多様な構成要素をデジタル・アナログの両方面から学び、イラストレーション系、グラフィックデザイン系、デジタルを含む映像系の表現と横断的な発想・企画力を身につけ、新たな分野の創成ができる力を養成します。
幅広い表現力と技術力で
未来のカルチャー芸術を創造する。
メディア表現の進化によってより自由な創造力や発信力が求められる今、まんがやイラストの基礎的知識からデジタル環境に対応した動画などの応用範囲を修得し、映像表現、アニメーション、3DCGの技術力と表現力、CG関連領域とゲーム分野における創作力など多様なジャンルにわたって力を身につけます。
本学では、地域や自治体、企業、そして世界と繋がる多くの産官学連携プロジェクトを展開。
学生たちは、実社会の問題や課題を自らのデザインによって解決するという
取り組みを通じて、キャンパスの中だけでは得られない経験、知識を身につけていきます。
授業や大学という枠組みを超えて、新しい価値を生み出し、実践的な力を学ぶことができる、
それが神戸芸術工科大学です。
神戸市と「デザイン協定」を締結。
「デザイン都市・神戸」で最新のデザインやアートに触れながら、
様々な企業・自治体と連携し、実社会の課題をとおして、
応用力や実践的な力を身に付けることができます。
2020年度の「リノベーション総合実習」で実施案に選ばれた末藤真央さんの作品が、事業者と実施設計チームの共同作業を経て竣工し、2021年度のグッドデザイン賞を受賞。同実習の学生作品は、6年連続での受賞となりました。
西神中央駅の北西にある事業計画地の周囲を覆う工事の仮囲い全長約128メートルにデザインを施すというプロジェクト。「新しく始まる明るい暮らし」をテーマに、担当学生3名で壁面を区分けし、エリアごとに異なるデザインを提案しました。詩を自作したり、顔の絵をイラストレーションコースの学生から提供を受けたり、現地の風景写真を撮影するなど、テーマをもとにさまざまな素材を学生同士が協力しあってつくり出し、広い壁面を彩りました。
2022年度まで映像表現学科映画コース教授であった石井岳龍氏が監督を務める最新作「自分革命映画闘争」が2023年3月25日より劇場公開。この作品は石井監督のもと、武田峻彦助教等の教職員、在学生、卒業生が協力しながら創作しました。
石井監督コメント「現代日本社会、神戸、そして神戸芸術工科大学で映画をつくろうと集団で苦闘している私たちの複雑で多様な外面と心の内面の様相を、私たちが持ちうる可能な限りの映画的手法を駆使して描く、ドキュメントとフィクションがせめぎ合う集団的自画像であり、今の私たちにしか創造し得ない意欲的で挑戦的な作品です。」
©ISHII GAKURYU
2016年に始まった、三宮駅前に広がる三宮センター街3階デッキ通路の活性化プロジェクトで学生がデザインし、自ら制作・設置した空間「三Fストリート」は大きな反響を呼び、それまで人影がなかったデッキ通路に賑わいを取り戻しました。その後、年ごとに別のエリアを手がけて拡張していき、今では多くの来街者に愛される憩いの空間となっています。2022年は、三Fストリートにある家具を一部リニューアル。空間や家具の使われ方を観察、アンケートなども行って、この場所で求められる家具のあり方を考えデザインしたベンチは、これまでにも増して人気の休憩スポットになっています。