神戸芸術工科大学
神戸芸術工科大学
ファッションデザイン学科
神戸芸術工科大学紀要
芸術工学2006

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eapメンバーが語る、プロジェクト参加で得たものや、感じたこと。

ユニバーサルデザイン全国大会ファッションショー参加(2005年度4年生女子)

さをり織りを初めて見たとき、何にも囚われない自由さと混じりけのない純粋さに、心が惹きつけられました。誰にも真似出来ないたった一つの美しいその表現に衝撃を受けました。不自由さも個性になる。それぞれが持つ感覚が織られる度に表情を持つ。私はファッションとかよりもっと前の、人としての自由さと世界観を考えさせられた気がします。まだ知らない世界がもっとあるし、まだ知らない表現がもっとある。eapの活動を通して、もっとたくさんのことを吸収したいと思いました。

 

ユニバーサルデザイン全国大会・ショップ参加
(2005年度3年生女子)

UD大会は、全体を含む企画をほとんどゼロの状態からはじめたので、どうして良いか分からずはじめはとても戸惑いました。私はUDショップを出展しましたが、どうすればUDを理解していただけるか、楽しんでいただけるのか、試行錯誤しながら何度も話し合いをしました。あっという間に迎えた本番のUD大会の会場は、even(対等)な空気で満たされていました。この空間にいるとみんな魔法にかかった様に、笑顔で、きらきらしてて。普段はあまり会話を交わす事のない年配の方、子供、障害をもった方とも自然と喋っている自分がいました。「UDってこういうことなんだ。」と体感できた瞬間でした。こういった、誰もが親しみやすい、使いやすい、楽しい、そんなUDの考え方をこれからもっともっと広めていきたいと思っています。
 また、even art projectのロゴマークが採用され、自分の絵に少し自信がつきました。ありがとうございました。

 

みっくすさいだー参加(2006年度2年生女子)

私は、何か新しいことにチャレンジしたいと思っていた時にeapに出会いました。ユニバーサルデザインについてより深く考えることができたし、自分自身も成長できたと思います。みっくすさいだーでは自分たちの作品を商品化することもできましたが、商品としてお店に並ぶことの難しさも経験することができました。授業だけでは学べない、多くのことを学ぶことができ凄く勉強になりました。eapの活動に参加して自信がつきました。本当によかったです。

 

みっくすさいだー参加(2006年度2年生女子)

街や紙面などで見掛けるデザインは、ある特定の”イケてるものに興味のある”人だけのもののような気がして、ずっと違和感を感じていました。同時に、エコやユニバーサルデザインの主旨の有意義さとは裏腹に、それらにはデザインクオリティの欠如も感じていました。そのバランスをとり、社会に向けて形にしているのがeapだと思ったので活動に参加しました。実際に活動を体験し、難しい面もありましたが、やり甲斐も肌で感じる事ができました。今後どうするべきかを考えられるよい機会になりました。

 

みっくすさいだー参加(2006年度2年生女子)

私がeapに入って良かった事は、人が集まって作り上げていくモノの良さや凄さを肌で実感できたことです。特にイベントに直接足を運んでくださる人と交流すると、活動の成果を肌で感じることが出来るのが嬉しくもあり、勉強にもなりました。そして何より、楽しみながら活動できたのが最高です。

 

みっくすさいだー参加(2006年度2年生女子)

はじめは先輩のお手伝いからはじまってeapの活動に参加しました。先輩と知り合うきっかけにもなり、いい経験もでき楽しかったです。障害を持つ方たちと出会えたこともうれしく思っています。そして今はeapの理念や様々な活動をいろんな人に知ってもらいたいと思っています。

 

みっくすさいだー参加(2006年度2年生女子)

みっくすさいだーに入って勉強になったことは、障害を持っている人のことを知れたことです。みっくすさいだーに入っていなかったら、障害を持つ方たちとも出会えてなかったので、それが一番嬉しいことです。人と人の間にある壁をなくして、ミックスしちゃう考えが私はとても好きです。

 

さかなをつくろう!参加(2006年度4年生女子)

魚をつくろう!はいろんな人が参加して最後はみんな笑ってたなぁ、というのが印象です。私はファッションを専攻しているので普段からミシンをかけることは当たり前のことなのですが、私がミシンで縫ってあげるだけで子供達は何だか嬉しそうで♪ちょっとしたことがこんなふうに喜んでもらえるなんて思いませんでした。みんなでワイワイつくることってすごく楽しい♪というのが私の感想です。

 

さかなをつくろう!参加(2006年度2年生男子)

「さかなをつくろう!」のプロジェクトに参加して思ったことは、子どもたちの感性の凄さです。子どもたちと一緒に一つの作品を作り上げていくことはとても楽しかったし、子どもたちの作った作品を見ることも自分にプラスになったと思います。作品が出来上がったときの子どもたちの嬉しそうな顔を見たら自分も嬉しくなり、とても感動しました。また、参加出来る機会があればプロジェクトに参加したいと思いました。

 

ちびたん参加(2006年度3年生女子)

「ちびたん」の活動を振り返ってまず思うことは、子供たちの創造力に刺激されつづけたなぁということです。自分の中にあるアイデアだけでは限りがありますが、子供たちの描いた自由な発想と出合うことで、自分の引き出しにはなかったアイデアが生まれました。「ちびたん」という、世界でたった一つのTシャツ作りを通した子供たちとのデザインのコラボレーションは、創作することの楽しさと自由を改めて感じさせられる機会となりました。

 

ちびたん参加(2006年度1年生男子)

「ちびたん」の活動を通して私は大きなことを学びました。子供達の書いた絵をもとに制作をしていたのですが、子供達の絵は枠内におさまりきらず、縫うための余白をはみ出して私達を悩ませました。しかし、見ているうちに子供達の自由な絵は、私達にも新しいアレンジを思い付かせてくれました。絵の枠、Tシャツの枠を超え、私達も子供のように楽しみながら制作をしていました。私は「ちびたん」を通して子供達からもの作りに取り組む自由な姿勢を教えてもらった気がします。


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