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特派員だより2015

日曜大工

Update: 2015/09/24 @2年生特派員(

こんにちは、こばやんです。

夏休み中の話ですが、木工品の製作を頼まれたので、日曜日ではなかったですが、いわゆる日曜大工をしてきました。

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まぁ、頼まれたと言いましても、建築士である父の手伝いなのですが。。

何を作ったかといいますと、簡単にいえばキャットウォークです。

いま父が手掛けている新築の住宅で猫ちゃんがいらっしゃるお宅があります。

猫ちゃんは家の中を歩きまわりたいみたいで、寝室や子供部屋、その2つをつなぐクローゼットの天井近くに開口部を設けてあり、それらをつなぐために橋が必要になった訳です。

では作っていく過程をご紹介します。

まずは、ホームセンターで買ってきた安い材料をサンダーで磨きます。

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この道具には紙ヤスリがついていて、木材に押し当てるだけで電動で磨くことができるのですが、かなり振動するので持ってるだけで手が疲れてしまいます。。

次に下準備ができた材料を、カットしていきます。

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この道具、一歩間違えれば自分の指がスパっと逝ってしまいます。

。。。

無事カットできました。

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次は猫ちゃんのために材料の角を優しく丸めます。

いわゆる「面取り」という作業です。

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建築模型をつくるとき、スチレンボードを直角に接着するために表面の紙を一枚残してスチレンボードの厚さ分カットするアレのことを面取りという人が多いですが、個人的にはアレを面取りとは言いたくないですね。

今回僕のやった面取りは、最終的な仕上げ面、つまり完成した時に直接目に見えるところであり、ある意味装飾的な効果も持っています。

要するに、適当に削るわけにはいかないのです。

写真は面取り前と後です。まだこの後微調整しましたが、ここまで持ってくるのにも時間がかかりました。

すべての角のアールを均等にしなければいけないのがとても難しいです。

まぁ、ゆーて猫の橋でしょ?そんな見える場所でもないし適当でいいじゃん〜

ダメです!僕の中の職人魂が許しません!これがプロ根性です!(プロではないですが。)

。。。

続いて、組立てる際の下穴を開けていきます。

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罫書きといいますが、あらかじめどこに穴を開けるかを木材に書き入れておくことでスムーズに穴を開けることが出来ました。

何事にも準備が大切です。

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均等に穴あけし、確認するためにもスペーサーを用いました。

板と板の間は21mmです。

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すべてのパーツが完成しました。

ふつうにニ◯リで買ってきたらここからスタートですから楽ですよね。

でもやっぱりそれとは違いますよね。

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正確に測り穴あけしましたが、やはりドリルの太さ分誤差が出るので、一応それぞれのパーツに目印を付け順番がわかるようにしました。

大工っぽくイロハニホヘトで。

続いて塗装です。

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木目のままでも僕は好きでしたが、これを設置する家は壁紙や柱、梁どれも白で仕上げられているので合わせて白に塗装します。

普通はよくペンキでやりますが、今回は簡単にスプレーです。

スプレー塗装のコツは、ボタンを押した瞬間に出る塗料を材料に吹き付けないことです。

スプレーの口について溜まっている塗料が材料につくと斑点になってしまうのでそれを防ぐためです。

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手が汚れるのは全く気にしない主義です。

塗装中は綺麗に塗装できることだけを考えてます。

(このあとデートなので困りました。なんちゃって)

このあとはよーく乾燥させてビスで組み立て、いきなり完成写真です。

それではどうぞ。

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どうですか。もう日が暮れています。笑

歩く面は、下穴のおかげでガタガタ波打つこともなく綺麗に組みあがりました。

設置には立ち会えなかったですが、写真を入手しました。

OK-catwalk02s.jpg

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いい感じに収まっています。

お施主様からも感謝の言葉いただきほんとに嬉しいです。

頑張ったかいがあります。

実際に猫ちゃんが歩いているところも見てみたいですね。

今回僕が父の手伝いでこのキャットウォークを制作しましたが、本来であればこういった小物も一級建築士である父が作ります。

建築士と聞くと、図面を引くだけ、涼しい部屋で一日中PC触ってる、なんかそんなイメージの人が多いのではないでしょうか。

でも父はこのような木工だけでなく、敷地の測量から基礎工事、建前、そうじ、、とにかく建物が完成するまでにいろんなことをやります。

つまり、ただ設計するだけでなく、いろんな技を身に着けることで、職人に頼らなくても何でも自由に自分のやりたいことができるということです。

僕もこれからいろんな技を身に着けたいです。

以上。夏休みの日曜大工でした。

 

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