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特派員だより(2012年度以前)

卒展インタビュー!その4

Update: 2012/02/20 @1年生特派員(しんた)

さて、4人目は、
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奨励賞の西川知美さん 
作品は 【ここに「いきる」ということ】
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S:しんた N:西川さん

S:この作品のテーマは何ですか?
N:私の地元の福井は典型的な地方都市で、市街地はあるけど、周りは田んぼが広がっているという状況なのね。
市街地とかに出て行きやすくて、住みやすいんだけど、若い人たちは都市のほうへ出て行ってしまって、20年後30年後、高齢化が進んでいくと衰退して、ここにある集落がなくなってしまう。
この集落がなくなるということもそうだけど、ここにあった暮らしや文化も一緒になくなってしまうのが惜しいなって思ってて、これを解決するために何か考えようとこの問題をテーマにしました。

S:なるほど。僕も地元は福井なのですごい分かります。
このテーマに決めたきっかけはなんだったんですか?
N:やっぱり、地元が福井っていうこともあるんだけど、なんか地元でやりたいっていうより、この風景がなくなってしまうのが悔しいじゃないけどそういう気持ちがあったからかな。
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S:たしかにあの写真とかめっちゃ綺麗でいいですよね。↑
N:あぁ、あれは、直接現地に行って撮ってきた写真で、表紙に何枚かあててみてみたんだけど、長濱先生が、この写真見た瞬間「ああ、これやな」って言われたんでこれになったの。
山があって、田んぼがあって、その中に集落があって、すごいキャッチーな写真だからね。

S:この作品でこだわったところとか、悩んだところなんかはどこですか?
N:さっき言っていた問題を、どうやって解決するのか考えたときに、こういう地元学みたいな考えで、新しいものを作るんじゃなくて、今あるものを引き継いでいくべきだなって思っていて、
でも、今のままじゃ進化していかないから、何か加えるものが必要なんだけど、あるものを使って活かすことでステップアップさせていくっていう意味で、「半農半X」っていう言葉をここにもってきてて・・・
っていう、こういうプログラムを考えるところに一番力を入れたかな。

S:制作を通して一番心に残っていることは?
N:講評のときに先生に「ないものねだりじゃなくてあるもの探しをするのに、ここに建物を作ること自体、ないものねだりになるんじゃないの?」と言われて、その時テンパってしまってて上手く答えられなかったことかな。それが悔しかったから、シートに「変わらない変えない 変わっていく変えていく」というフレーズを入れました。この言葉には、変わっていくんだけど、本質は変わらないという意味がこめられています。

S:この作品の一番好きなところはどこですか?場所的な意味で。
N:私は、この2つの建物の間の空間が一番好きかな。
模型を作ってて確かにこの軒下の縁側のところがあったら座ってのんびりしたくなるなぁって思って、ここかなと。
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S:最後にこの学校の4年間でこの作品につながっていることはありますか?
N:自分のもともと持ってるものを建築という表現方法を使ってあらわすように「もの」と「こと」を繋げるような考え方が出来るようになったことかな。

西川知美さんへのインタビューは、同じ福井出身としてすごく興味深くお話を聞くことが出来ました。
やっぱり地元はいいですよね。

 

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