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プロダクト・インテリアデザイン学科卒業生の作品が製品化されました(Tangle Clock)

2018年11月01日 卒業生情報 プロダクト・インテリアデザイン学科 企業向けのお知らせ 成果・実績 芸術工学部

プロダクトデザイン学科(現:プロダクト・インテリアデザイン学科)2017年卒業生 前川幸平さんの卒業制作「Tangle Clock(タングルクロック)」が、SOLCION(ソルシオン/株式会社イケックス工業)より製品化されました。ソルシオン オンラインショップよりお買い求めいただけます。

前川幸平さん卒業制作「Tangle Clock -日常のふとした喜びをモノの価値として取り入れた時計」

日常の中に存在するふとした喜び。見逃してしまうようなささいな瞬間。
それらをモノの価値として取り入れれば面白みのあるプロダクトとして実現できるのではないか?
このデザインの考え方をテーマとして私は卒業制作を進めました。私が着目したのは時計です。
時計をふと見た時に針が重なっていたことはないでしょうか?
このとき、気持ちよさを感じたり、ラッキーと思ったりしたことがあるはずです。
この針の重なった瞬間の気持ちよさを何倍にも突き詰めようと考えました。
世の中に時計は多く存在します。しかしそれらは文字盤がデザインされたものがほとんどで、変化もなく飽きてしまいます。
私は動いている針をデザインすれば、常に変化し続け、見た目にも楽しく、飽きない時計を作ることができるのではないかと考えました。
針をデザインすることで重なりをデザインすることができます。
その結果できたのがTangle Clock(タングルクロック)です。Tangleとは「もつれ」という意味です。
長針と短針が幾何学模様になっており、もつれる様に重なることでまったく違う模様に変化します。
時計が単に時間を確認するための道具ではなくなり、見ていて飽きない、また見たくなる。そんな生活の中心になります。
Tangle Clockは日常の中に喜びをプラスしてくれます。
【卒展】カオス2017 作品紹介 -学長賞-(リンク:プロダクト・インテリアデザイン学科オリジナルサイトより)

商品紹介:Tangle Clock(タングルクロック)

「Tangle Clock(タングルクロック)」はふと時計を見た時に針が重なっていたらうれしくなる。
そんな日常のささいな瞬間に着目し、針の重なりをデザインした壁掛け時計です。

幾何学模様の長針と短針が、時間の経過とともに様々な柄を作り出します。
平面ガラスに描かれた数字は、短針が重なった時に浮かび上がって見えるシンプルなデザイン。
カチコチ音がしない連続秒針タイプ(スイープムーブメント)を使用しています。

■販売
ソルシオン オンラインショップ、他
http://www.solcion.jp/product/tangle_clock.html
予約開始、10月初旬より出荷開始予定

■ソルシオンとは
“これまでにない”をコンセプトに様々なアイデア製品を提案する ものづくりブランドです
http://www.solcion.jp/

運営:株式会社イケックス工業
http://www.ikex.co.jp/