P学科 曽和准教授・DESIGN SOIL 参加『つながる食のデザイン展 食べることから、はじまる』
2017年10月05日 プロダクト・インテリアデザイン学科
- 日時
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2017年10月7日(土)-22日(日)11:00-19:00
※休館日10日(火)、16日(月) - 場所
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〒651-0082 兵庫県神戸市中央区小野浜町1−4
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)
KIITOホール ギャラリーA - 参加
- 入場無料 ※一部のイベントは有料
- 主催
- デザイン・クリエイティブセンター神戸
- 後援
- NHK神戸放送局、Kiss FM KOBE、神戸市教育委員会、神戸新聞社、サンテレビジョン、ラジオ関西
- URL
- http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/24134/
さまざまな情報が気軽に手に入るようになったことで、食の安心・安全など、日々食べるものについて、消費者はこれまで以上に敏感になっています。その一方で、食べるという行為の前後左右を、私たちはどれくらい想像できているでしょうか。
この展覧会は、さまざまな立場から食について追求してきた料理人や酪農家、販売者などの“食の実践者”たちが描く夢や未来を通して、神戸のまちや生活を捉え直す展覧会です。知っているようで知らない、お店に並ぶまでの野菜の姿や、味覚の多様さに出会う展示など、神戸を拠点とするクリエイターたちとのコラボレーションにより、食との新たなつきあい方を考える種が具体化されています。
「おいしく食べる」「身体に良いものを食べる」だけでなく、誰かが手間隙かけてつくったものを選び、身体の中に取り入れること。そう考えると食は、生き方を選ぶことともいえます。そこには、利便性や効果・効能だけを求めていると気づかない価値観があります。食からつながる明日を、一緒に覗いてみませんか。
Experimental Tables 食べる「かたち」の実験室
anonyme・加古拓央(シェフ)×DESIGN SOIL(デザインコレクティブ)
調理における幾多の挑戦が皿の上の景色を刷新してきたように、食べる行為の舞台となるテーブルにもまだ見ぬ可能性があるはずだ。フレンチ・レストランのシェフと一緒に「空想の食卓」の世界で遊んでみる。
企画:DML・久慈達也(デザインリサーチャー)
豚まん、100年の洗練
老祥記・曹英生(シェフ)×神戸芸術工科大学・曽和具之(ドキュメンタリスト)
創業100年を超える神戸南京町の豚まん屋「老祥記」のメニューはひとつ、豚まんのみ。多くの人が列を作る中、店の厨房の様子を撮影。1日に1万3000個つくられる店内で熱気立ち込める中繰り出される洗練された職人技と無駄のない協働作業。一つのメニューに集中して初めて見える技術と長く続く未来を、映像から垣間見る。
あえて聞きたい/答えたい、食の疑問
ケルン・壷井豪(シェフ)×神戸芸術工科大学・曽和具之(ドキュメンタリスト)
生産者、消費者、農家など、日常生活では接点の少ない様々な立場の人たちがKIITOへ集合。食について知りたいこと、疑問に思うこと、伝えたいことについて垣根を超えて話し合い、多く疑問をぶつけあった。知ってほしいこと、知りたいこと、普段なかなか伝わらずにもどかしく思っているそれぞれの本音が飛び交う模様を映像で上映。