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卒業生藤原千栄さんデザイン「ロリータ包丁」が誕生、メディアで話題となっています

2016年06月14日 卒業生情報 ニュース メディア掲載 ビジュアルデザイン学科

本学ビジュアルデザイン学科卒業生 藤原千栄さん(2012年度卒業生)がデザインを手がけた、世界初「ロリータ包丁」が話題となっています。

「ロリータ包丁」は、日本屈指の「金物の町」兵庫県三木市でこの道20年の鍛冶職人 田中誠貴氏(田中一之刃物製作所四代目)と匠工芸・TAKUMI ARMORY(タクミアーマリー)代表折井匠氏とデザイナー藤原さんとのコラボレーションにより誕生しました。
伝統工芸とロリータファッションのコラボレーションが、ネットで反響を呼び、各メディアで紹介されています。

TAKUMI ARMORY(タクミアーマリー)とは、プラスチック加工会社【匠工芸】のファンタジー武器造形ブランドです。
主に、コスプレイヤーがコスプレで持つ武器の制作等を手がけています。

TAKUMI ARMORYデザイナー 藤原千栄さんコメント

現在私はフリーランスのデザイナー・イラストレーターとして活動しております。
主な活動としては、ゲーム系のイラストレーション制作、バンタンゲームアカデミー大阪校のゲームグラフィック講師、そして匠工芸というプラスチック加工屋と出会い、そこの代表と共にTAKUMI ARMORY(タクミアーマリー)というファンタジー武器造形ブランドを立ち上げ、デザイナーをしています。
今回の包丁は、タクミアーマリーの代表、折井匠さんが柄の部分を制作、刃は播州三木の伝統工芸である刃物職人の田中誠貴さんが制作、デザイナーとして藤原がロリータ・ゴシックロリータの要素を提案、企画し世界観と全てのフォルムデザインを行いました。

日本屈指の金物の町、兵庫県三木市の伝統を取り入れつつ新しい何かをしたいという田中さんの依頼を受け、私は伝統文化とロリータファッションを掛け合わせると面白いのではと考え、提案し制作となりました。
私はゴシックロリータファッションの生粋のファンで、10年以上この装いで日々すごしております。
ロリータ・ゴシックロリータファッションは日本で生まれたファッション文化であり、ロリータは淡い色・ゴスロリは黒を基調とした違いがあります。
それらの要素を取り入れ、二本の包丁が完成いたしました。

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ゴシックロリータ包丁 JULIETTE-ジュリエット-

漆黒を纏う乙女の為の料理包丁。
蝶が宿った刃と、まるでスカートの様なレースで 暗黒の円舞曲を奏でます。
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ロリータ包丁 LAPPIN-ラピン-

ハートの形をした刃と、ウサギの付いた持ち手はお料理をするたびに夢の世界へ。
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ロリータ包丁について

TAKUMI ARMORY
http://www.takumiarmory.com/