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第17回 IAUP (世界大学総長協会) 横浜総会に参加しました。

2014年06月19日 国際交流

世界大学総長協会(IAUP)は1964年に設立され、世界の高等教育機関の総長らによって構成される協会です。会員は、大学の総長、学長、副総長のみに限られており、本学は2009年に加盟しました。IAUPはユネスコとの協議資格も正式に保有するNGO団体で、その主たる目的は、教育機関の国際的ミッションを推進し、これらの機関の教育の質を高めること、および教育を通じて国際意識とグローバル社会に対応できる能力を高めるとともに、平和と国際理解を促進することです。

「高等教育のグローバル・ボイス」を発信することを目的とした国際会議を3年に1回世界各国で開催しており、今回は横浜で開催され、世界40カ国297名の学長、総長が参加されました。本会議終了時より3年間、本学園谷岡一郎理事長がIAUP財務担当理事を、谷岡辰郎法人本部長補佐がIAUP会長補佐を務めます。

IAUP2014横浜総会

本学から3名の大学院生(留学生)がパキスタン、南アフリカ、アラブ首長国連邦など世界各国から集まった学生と「世界平和-グローバル市民-(Global Citizen)」をテーマに活発な意見交換を2日間に渡り行いました。会議最終日には、国連アカデミックインパクト事務局長Dr.Ramu Damodaranとともにパネル・ディスカッションを行いました。世界平和を目的としたグローバル市民育成の為には、実際に相手と対面し、互いの文化、慣習などの相互理解こそがグローバル市民育成に重要であるということを訴えました。更には、グローバルとは、それぞれのコミュニティー、地域、国の境界を一切取り払い世界単位で物事を考えることであり、それぞれの小コミュニティーの中においても意見交換を行い、相互理解することが最も重要である。との意見を訴えるなど、本学に留学し、彼らが実際に感じた率直な意見を発表しました。

国連事務次長の Mr. Peter Launsky-Tieffenthal や国連アカデミックインパクト事務局長 Dr. Ramu Damodaran をはじめ、多くの要人と意見を交わす機会にも恵まれました。各国の学生と数日間に渡り活発な意見交換を行ったことは本学学生にとって大変貴重な経験となりました。

第17回 IAUP (世界大学総長協会) 横浜総会に参加しました。

ビジュアルデザイン学科 荒木優子教授制作のオープニング映像により、IAUP2014横浜会議が開会されました。開会式後の記念式典では、友定聖雄教授制作のトロフィーが、Mr. Ban Ki-moon国連事務総長に授与されました。

第17回 IAUP (世界大学総長協会) 横浜総会に参加しました。

第17回 IAUP (世界大学総長協会) 横浜総会に参加しました。

インタラクションデザイン研究所が神戸芸術工科大学、大阪商業大学の展示スペースのデザインと、人間の動きに合せて動くロボットの展示を行いました。3日間の総会期間中、世界各国の総長、学長が本学の展示スペースを訪れ、ロボットのデモンストレーションを大変興味深くご覧頂きました。中には、実際にロボットのデモンストレーションに参加を希望される方々もおり、展示スペースは大変盛り上がりました。

第17回 IAUP (世界大学総長協会) 横浜総会に参加しました。