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「167人のイラストレーターが描く新版 今昔物語」

2013年07月04日 ビジュアルデザイン学科

167人が描く、新しい今昔物語の世界 !

小学館より「167人のイラストレーターが描く新版 今昔物語」として、日本の古典文学「今昔物語」に墨絵使用のバラエティー有る沢山のイラストを添えた、楽しくわかりやすい書籍がが刊行されました。
本学ビジュアルデザイン廣中薫准教授が参加しています。

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歌舞伎などの古典芸能の演目、日本文学の原点ともいえる「今昔物語」から50編を厳選、わかりやすい現代語に再話し、和田誠、宇野亜喜良、南伸坊、安西水丸など日本を代表するイラストレーター167人が美しいイラストを添えました。平安時代の末期に編纂された「今昔物語」は当時の説話集ですが、男女の機微、家族の情愛、恩義を忘れない動物の心など、日本人の現代の読み物としても楽しめる一方、当時の世俗、社会習慣などがよくわかり、たいへん興味深い内容です。

主なタイトル

「大蛇と力比べをする話」「人質の美女から逃げる話」「朱雀門の倒壊を当てた僧の話」「蕪を食べて身ごもる話」「死んだ妻と一夜を共にする話」「猫におびえて税をおさめる話」「美女にもてあそばれる話し」

編集者からのおすすめ情報

古典文学としては名高い「今昔物語」ですが、原典で読むのはなかなか難しいものです。本書は有名な話はもちろん読んで楽しいものを数多く選び、再話しました。各話を2名~6名のイラストレーターが担当し、それぞれの解釈で、付けた絵は、展覧会のテーマである「墨汁」を使い、より興味深い仕上がりになっています。

(以下、小学館 書籍説明より抜粋)

ネット,全国の書店で 販売中です。
小学館刊 B5変型 定価2,520円(税込)

「167人のイラストレーター 墨汁に挑む 今昔物語」展として
銀座松屋にて (2013年6月5日 ~11日迄) 原画展も開催されました。

/協賛 : 開明株式会社
/主催:東京イラストレーターズ ソサエティ

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