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芸術工学会2009年度 パネルセッション『都市とデザイン-アジアンコアとしてのデザイン戦略-』

2009年10月29日 イベント プレスリリース

芸術工学会・神戸2009秋大会は「都市とデザイン」(アジアのコアとしてのデザイン戦略)というテーマでパネルセッションを行います。
昨秋のリーマンショックに端を発する世界同時不況は、先進諸国にとどまらず発展途上国にも大きな影響を与え、いまだに明るい兆しが見えない状況です。あわ せて、これまでの西欧的な発想による経済や社会活動の在り方、そしてデザインの発想やものづくりの方向性を、地域の固有性から見直す必要性が問われていま す。本セッションでは、アジア的な価値観の再評価と、日本のになうべきデザインの役割について、各界から講師をお招きして熱く語っていただきます。

 

● 日時:2009年11月7日(土)15:00-17:30
● 場所:神戸芸術工科大学吉武記念ホール(アクセス)
● パネリスト:
○ 喜多俊之(プロダクトデザイナー・大阪芸術大学教授)
イタリアやドイツ、日本のメーカーから家具、家電、家庭用品など
数多くのヒット商品を生む。液晶テレビ「AQUOS」を手がける。
作品の多くは、ニューヨーク近代美術館など
世界のミュージアムにコレクションされている。

○ 岩田弘三(株式会社ロック・フィールド取締役社長神戸商工会議所副会頭)
1965年に神戸市生田区でフランス料理店
「レストランフック」を開業、1972年に欧風高級総菜専門店の
株式会社ロック・フィールドを設立して代表取締役に就任。

○ 矢崎和彦(株式会社フェリシモ代表取締役社長)
株式会社ハイセンス(現株式会社フェリシモ)に入社。
1987年同社代表取締役社長に就任する。
震災10年となる2005年に神戸の元気を世界に向けて
発信するプロジェクト「KOBE HYOGO 2005」を開始。

○ 波留静哉(経済産業省 近畿経済産業局 産業部長)
産業振興のための総合的な施策推進の中心的役割を担う。
関西の有するポテンシャルを最大限に活用して、
国際的な競争力に打ち勝つために「地域力」の強化に取り組む。

○ 井上隆文(神戸市企画調整局参与・デザイン都市推進担当局長)
デザイン都市神戸の活動の中心的役割を担う。
世界における神戸、都市機能の活性化のための
デザインや行政としてのデザイン戦略策定の立役者。

● コーディネーター:
齊木崇人(神戸芸術工科大学 学長)
専門分野は環境デザイン、建築計画、都市計画。
神戸芸術工科大学の立ち上げに関わり、ユネスコから
「デザイン都市」に認定された神戸市との「デザインの包括協定」を締結。
2007年には、神戸を芸術文化都市として世界に発信する
『神戸ビエンナーレ』の開催をサポート。

※内容については変更することがあります。