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造形表現学科特別講義 松田一戯講師

2009年06月25日 アート・クラフト学科 特別講義

造形表現学科特別講義

松田一戯講師

日時:2009年7月8日14:40〜

会場:1225教室

松田一戯さんは、1946年 兵庫県養父郡大屋町に生まれ、個展、グループ展を全国各地で多数開催されています。
播磨や丹波・但馬地方は、近世の大工彫刻がたいへん栄えたところです。松田さんは但馬に腰を据え、人間や自己の風土、原風景の中の
<魂の再生>を但馬彫刻で表現されています。この木彫の仕事が土地から生まれた偶然だけとは言えません。
つぎはぎのあるロバや、洪水をひとり漕ぎ渡るためのくり船のような彫刻は、旧約聖書やプリミティブな神話のなかにあるような、
人間の原始的な物語性が秘められ、哀しく美しく感じられます。

写真と文/あさご芸術の森美術館2008年「木槌の音色と木っ端の詩」松田一戯・松田京子展のカタログより

上記日程で特別講義を致します。ぜひご高覧ください。