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修士課程

修士課程には、「総合デザイン専攻」と「総合アート専攻」の二つの専攻があります。
共通となる基幹科目・総合プロジェクト・各専攻の専門科目・特別研究(作品または論文の作成のための個別指導)等、の科目で履修が体系化されています。

カリキュラム構成

修了に必要な単位・・・合計30単位以上
論文・作品制作指導を行う各専攻の特別研究・・・必修20単位
専攻共通の基幹科目・・・必修2科目4単位
専攻共通の総合プロジェクト科目・・・選択必修2科目4単位
各専攻の専門プログラム科目・・・選択必修1科目2単位

■共通科目
基幹科目
・芸術工学論A(必修)
プログラムマスタ: 戸矢崎満男
担当教員: 相良二朗古賀俊作
伝統文化を題材に、その成立から現代生活における位置づけ、および未来への継続の方法として、アートとデザインを包括する手法を基にしながら、それぞれが調べ考える。 2012年度は、「庭」をテーマにに、調査・見学、講義と研究発表を通して、芸術工学への理解を深める。
 
2-3. 受講者全員によるプレゼンテーション
4-5. アートとデザインの方法[レクチャー:大学院助手3名による]
6-8. 京都「東福寺」の庭、盆栽の見学[特別講義:川崎仁美]

9-10.特別講義:宮永甲太郎(京都精華大学講師:美術家)
11-14. 受講者全員による箱庭制作ワークショップ
15. 展示・発表・講評会

昨年度の芸術工学論

・芸術工学論B(必修)
プログラムマスタ: 大内克哉
担当教員: 高木隆司・ カスパーシュワーベ
デザインとアートの基礎となる高度な素養を身につけるためには、社会活動や伝統文化を追求する現場の作業を体験すること、および自然環境や工学に関する観察や実験を体験することが重要である。芸術工学論Bでは後者に相当する学習をワークショップや実験観察を通しておこなう。
そのために、アート、デザインに関連する学習内容として、平面図形や空間構造と人間の感性の関係、自然現象における形態形成の原理、人工物構造物についての基本的な条件を取り上げる。そこで学んだことを体験するようなワークショップをおこなう。さらに、それを基にした創作を、学生の自主的な活動によって行う。
全部で6つのテーマをとりあげ、それぞれに2つのサブテーマを設定し、講義およびワークショップを実施する。原則として、2コマ連続で6回の学習を行い、7回目は3コマ連続で、創作した作品の展示、および発表会をおこなう。
1 - 2. 対照性と比率
3 - 4. 自然の規則性とゆらぎ
5 - 6. 平衡系と成長形 力の釣り合いと張力構造
7 - 8. 音と光の基本性質
9 -10. 静的構造と動的機構
11-12. 軽量構造と折りたたみ
13-15. 展示及び発表会

過去のの芸術工学論B

現代芸術文化論(通年開講)
プログラムマスタ: 山崎均
担当教員:宮本隆司・香山リカ
今日の芸術文化の様々な動きについて、集中講義の形式により、各講師陣の専門的知見と経験におおいて興味深いと思われるトピック、プロジェクト、萌芽的な表現、メディア、身体、意識、話題となっている流行等の様々な文化的な事象を取り上げ、積極的にその意味と意義を探り、考察する。現代の芸術、文化、社会との相互関係に焦点をあて、時代との動的で複雑な関係を把握し、様々な角度から現代芸術文化の動向を読み解く力を養うことを目標とする。

・アジアンデザイン
プログラムマスタ: 今村文彦
担当教員: 山之内誠曽和栄子
アジア各地で受け継がれてきたさまざまなデザイン文化は、地域の生活風土、宗教、民衆などと大きく関わりながら、暮らしのなかで息づいてきた。日本を含めたアジアの暮らしとデザインについて、多角的な視点からとらえ、現代の欧米的なデザインとの比較対照から、アジアのデザインの意義を役割について考える。

・サスティナブルデザイン
プログラムマスタ: 相良二朗
担当教員: 古賀俊作小玉祐一郎
土壌・大気・海洋の汚染や、化石燃料の枯渇、人口爆発、飢饉、水不足など、人類を含めた生物の持続的な生存が危ぶまれている。地球環境の持続には人類が絶滅するべきであるとも、一切の生産活動を停止するべきであるとも言われるが、人類の文化と文明、社会経済活動などを含めた市民生活を持続させることが求められる。本講では、文化的な市民生活を脅かしている種々の事象についての検討をもとに、持続可能な社会の実現を可能とするデザインの在り方について学ぶことを目的とする。

・アカデミックリテラシー
プログラムマスタ: 岡村光浩
担当教員:
演習形式で研究計画書作成・論文執筆・プレゼンテーションの作法を学ぶことを通じて、研究者として求められる発信力を身につける。必要な情報をinputし、正しく引証しつつその成果をoutputするための作法を学び、自らの研究の意義を日本語・英語で表現できるアカデミックスキルを養いたい。

総合プロジェクト科目
複数の教員の指導の下にチームを編成し、学外フィールドワーク、見学調査、あるいは特定プロジェクトへの参加などを通して、地域社会の実態や社会的調査デザインニーズを把握し、その結果から導き出された仮説と提案を制作やプレゼンテーションにまとめる。毎年、年度初めに各教員からその年度の実施テーマを発表し、学生はこれに応募して参加する。国際共同研究や、国際ビエンナーレ等への作品応募、国際会議等への参加の指導を有機的に連携させる。
>>これまでに開催された総合プロジェクト

学位:修士(芸術工学)
2年以上在学して必修科目(24単位)を含む30単位以上を修得、または修得見込みの者は、修士の作品または学位論文(以下「修士論文」という)を提出し、審査を経て最終試験に合格すれば、修士(芸術工学)の学位が授与されます。

国際交流
留学生
本大学院では毎年、様々な国・地域からの留学生を受け入れています。異なった文化や価値観に触れる事で、より多様なデザインの発想を生み出す力になります。
2012年度大学院修士課程在学留学生数
中国・・・12名
韓国・・・4名
イラン・・・1名
ポーランド・・・1名(国費)
アルゼンチン・・・1名(国費)
台湾・・・1名
チュニジア・・・1名(国費)
インド・・・1名(国費)
ポルトガル・・・1名(国費)
ミャンマー・・・2名(国費)
ネパール・・・1名
ロシア・・・1名(国費)
ボスニア・・・1名(国費)
過去5年間の留学生出身国・地域
ブラジル・・・(2名)
アイルランド・・・(1名)
ウルグアイ・・・(1名)
コロンビア・・・(1名)
レバノン・・・(1名)

交換留学制度
中国:北京理工大学、韓国:東西大学、台湾:台湾芸術大学・雲林科技大学・高雄退学、インドネシア:バンドン大学、ドイツ:バイゼンゼー芸術大学(ベルリン)との間と協力協定ならびに交換留学協定を結んでいます。
また、オーストラリア:キャンベラ首都大学、シンガポール国立大学などとも共同での研究活動を行っており、近々協力協定や交換留学協定を結ぶ予定です。

クムルス
国際的な芸術系大学の連携機関であるクムルスのメンバーとしても国際的なアートとデザインの活動に取り組んでいます。