3年生のリノベーション課題(住居・インテリアコース)の事例見学で、旧神戸移住センターを見に行ってきた。
このビルは、1928年に国立移民収容所として建てられ、その後時代の流れとともに名称を変えながら利用され続けてきた建物だそう。
今は神戸でアート活動をしているC.A.P(芸術と計画会議)というグループの拠点になっている。

古い建物をどう生かし保存・利用していくかというのは、今日本が直面している重要な課題です。日本の住宅ストックの3分の1は空き家だそうだし。
しかし、耐震補強とか老朽化した建物をどのように改修していくかというのは、実際難しい問題でもある。

ただ、元の姿に冷凍保存すればいいというものでもないし、まったく違った建物に改造してしまえばいいわけでもない、、、。


C.A.Pのアーティストが使っている部屋。なんか部屋の使い方うまいなぁ、、、。
古くなってもこうやって生き生きと人に使われ続けられてるのを見ると、この建物も幸なのだなぁと思う。
リノベーションの課題は、新築する設計課題にはない"ログ"の問題がある。今存在しているあらゆる"ログ"を消し去って更地にするのは簡単だ、、。でも建築家は、そこにある現実を直視していく必要があると思う。
大事なのは、いかに過去の記憶とのつながりを残しつつ、新しい空間として翻訳し直すかということなんだけど、、、、そんなことを考えながら最近家に引きこもりがちな鬱人間の戯言でした。

