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特別講義:吉村篤一氏「地模様としての建築」

2009/11/25】 (水島)

11月25日(水)、建築家の吉村篤一氏を講師に迎えて、本年度第2回目の環境・建築デザイン特別講義Aが開催されました。
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タイトルは「地模様としての建築ー30年の軌跡ー」。30年間の作家活動を振り返りながら、「伝統的な意匠を継承し、現代性を表現した住まいなど(改修/新築)」「現代性が高い住まい」という大きく2つのカテゴリで、住宅を中心にした話が展開されました。

京町家の改修事例では、伝統的なものに新しい要素を加えながらも、まちなみの連続性を意識し、全体として調和していることがまちづくりにおいて大切だと言う話がありました。自身が設計された住宅がまちなみにどのようにとけ込んでいるのか、いないのか。紹介された住宅がまちの中にどのように建っているのか、俯瞰写真など両隣の建物との関係が分かるような写真を用いて説明しているところに、吉村氏がまちなみを常に意識して設計を進めている姿勢が現れているように思われました。

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終了後、学生や教員から質問がありました。名張市の住宅を挙げて、なぜそのようなデザインを取り入れたのか、という問いに対して「古い町家改修には新しい要素を取り入れたい。例えば自然素材に対してアルミを取り入れるなど、まちに直接関係のない要素を取り入れてみる」と述べられました。
また、日本の伝統的なデザインを継承しようと意識しているのか、という問いに対して、「形態を古いものに似せるのはやめたいと思っている。外と内のつながりを上手く操作する、ということをどんな場合でも考える」ということを述べられました。まちなみ保全のためには、ある程度のことはしないといけないが難しい、と述べられていたことが印象的でした。

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講演会終了後は、いつものように学科棟に場所を移してのワインパーティ。
ちょうど2年生は住宅課題に取り組んでいるところでもあり、住宅についての質問などがありました。

次回の特別講義は鈴木博之氏を講師に迎えます。ぜひ多くのご参加をお待ちしています。