古家良輔:Daydream-Architecture

Daydream-Architecture
古家良輔 大阪工業技術専門学校 建築士専科 1年

054furuya

【講評】
イメージパースが6枚あって、そのどれもが、そこにいる人と違う関係を張っていることを示しています。ということは、ここで想定されている空間は、外から眺められるひとつの一様な空間というのではなく、いろいろな場があって、それらを体験することによってひとまとまりの空間として認知されることになる空間、ということなのでしょう。つまり、これは夢のなかに現れた、1本の細く背の低い木ではなく、それら木々のある場所の体験そのものを模っているのだろうと判断しました。ただし、してみると、最後の「仮に人が一人はいれるほどのスケールに落とし込み」が、辻褄があいません。そのあたりが微妙ではあるのですけれど、ドローイングを道具にしなければできそうもないこのスタディ。ここは、最終講評案への展開を期待しましょう。(青木淳)

コメント(4)

TITLE: 最終講評者対象作品に選んでいただき誠にありがとうごさいました。
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 最終講評者対象作品に選んでいただき誠にありがとうごさいました。

作品:daydream‐architectureでは、過去の身体経験から浮上する生々しいリアリティそして背景、情景…と等価に縦横無尽に混在する不思議な情景、感覚…という様々な側面を持った「夢」を、建築的プロセスをもって検証し自己の中でノイズが入り劣化してゆく夢の断片の中で声をかけることが出来なかった女性の心情などとしっかり向き合い理解し補完するための一連のプロセスの提示です。

客観的に様々な側面から検証比較するための操作として平面的側面、断面的側面、立面的側面、プログラム的側面からコンテクストを導き出し再解釈しそして再構成を行うことで彼女が何を思いどうように考えいたかを紐解きゆっくり丁寧に理解していけないかと考えました。それら手をつなぐためのプロセスの開示があり、副産物として結果としての彼女の様々な断片を想起させる空間が他者と彼女を繋ぐ手がかりになることを目指そうと思っています。


コメントありがとうごさいました。

最終的なオチを乱雑に扱ってしまったことを本当に反省しています。

ここからはプロセスをしっかりとふみこれからは出来る限りジャンプせずに着実に馴染ますようにエスキースをし対話をするように血肉をつけていくことを心がけながら最終案に向かっていきたいと思っています。

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この繊細な渦巻きはどうやって描いたのでしょう。
水にインクをたらす古典的な方法?それともコンピュータで描けるのですか?
それはともかく、その絵が美しく完結しているので、ここからどのような建築へとジャンプするのか、難しそうでもあり、それゆえに非常に楽しみでもあり。
「夢」による、ある意味で「リアル」で理屈っぽい説明はもうひとつピンときませんでした。むしろ都市や森の中を、他者との関係を断ち切った匿名のひとりとなって彷徨う実体験をビジュアライズしてくれたように感じました。

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まず、ドローイングを見て、その美しさに驚きました。炭が水の中で完全に混ざりあっていない状態の、あの一瞬の儚い時間として、夢の記憶の在り方を残しつつ、同時に定着させたいという繊細な意思を感じました。だとすると、混ざり合わない部分は自己の中に今だ(或いはこれからも)回収されえない記憶のノイズでしょうか?

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花田先生、吉丸さんコメントありがとうございました。
まずは花田先生の意見にお答えします。
>「夢」による、ある意味で「リアル」で理屈っぽい説明はもうひとつピンときませんでした。むしろ都市や森の中を、他者との関係を断ち切った匿名のひとりとなって彷徨う実体験をビジュアライズしてくれたように感じました。

私ごとですが言葉で説明する部分とモノで語る部分双方のバランスが悪く俗っぽい?のは自覚していて、でも主観的な世界の見方だけでは建築と向かい合うには非常に危ないのではないかと思っています。ある程度しっかりとしたリアリティを見据えながら他方で主観的で私的な美しい情景を描くことができればいいなとおもっております。かなり引っ張られてる感は否めないですど・・・それができればドローイングから建築へにつながる何かが掴めそうな気がしています。貴重なご意見ありがとうございました。

吉丸さんのコメントで
>混ざり合わない部分は自己の中に今だ(或いはこれからも)回収されえない記憶のノイズでしょうか?

とありましたが、自分でも今だ何とも明確な答えはでてないんですね。多分今仮定的な解答を与えると質感や感覚といった単純なものなんだとおもいます。
こういう風に覆われたらとか、こんな居心地で・・・などそんなものです。

貴重なご意見ありがとうございました。

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