折附隼輝/カーペットの家「あっかんべ〜」

カーペットの家「あっかんべ〜」
折附隼輝 神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科 4年

カーペットの家「あっかんべ〜」

[講評]
写真に映っている模型の壁が薄く半透明です。それから、ほとんどの要素が抽象化されているなかで、窓だけ枠が(たぶん)バルサでつくられていて、具象的です。なぜそうつくったのか、興味深く思いました。この模型によって得ようとした感覚を、どうぞ、もっと育て、より模型として定着してみてください。(青木淳)

コメント(3)

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折附です。講評ありがとうございます。
講評の内容が自分の意図したことと全く違うところを指摘されたのでビックリしています。

家のスラブが外にまで伸びるという考えで、設計しました。その考えを強調するために、
壁は半透明にし、立面から見て内部のスラブが浮き出るようにしました。
あと窓から、階段を上り下りする人が見えるとスラブが繋がっていることが伝わりやすいと思い、窓枠をとりつけて強調しました。

そのような感覚をもっと考えて建築にできたらいいのでしょうか。正直に言うと自分でもあまり理解できていない状況です。ちなみに窓枠はバルサで正解です。

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折附さんが意図したことと、まったく違う点での評価。そうだろうと思っていました。あるアイデア(この場合は、「家のスラブが外まで伸びる」)がよく伝わるように表現方法を考えて、模型をつくる。それは、まあ、当然のことです。だけど、模型が物体としていったんできてしまうと、それはアイデアを単に説明するものを越えてしまうのです。物質となったものには、本人が思っていた意図とはずれた、言ってみれば「余剰」の豊かさを持ってしまいます。そして、その余剰をどう引き取っていくかが、とても大切なのです。そして、それが模型をつくることの意義であり、またモノをつかってアイデアを解説するという、まあ、低次元のモノづくりを越える契機なのです。モノをつかってアイデアを解説するのではなく、その逆に、アイデアをつかってモノとして豊かさを発展させる、ということですね。
考えてもみてください。この模型写真のような抽象的な白い半透明の壁は、どんな素材をどのようにすれば実現できますか?骨組みは透けます。となると、骨組みも半透明あるいは透明な素材なのでしょうか。しかし、それでもその抽象性は壊れてしまいます。だとすれば、100mmくらいの厚さのアクリルを溶着してつくりますか。技術的には難しいけれど、デザインとしてはかなり安易な方法です。きっと、その他にもその抽象的である半透明の感じを実現する方法があるでしょう。折附さんは、どんな選択をするのでしょうか?
いずれにしても、そんな壁に、たった一個の窓が、壁の片面だけに、やたらに具象的に嵌まっているという光景は、シュールでさえあるわけです。ほら、かなり衝撃的な模型写真でしょう。
この感じは、少なくとも、「家のスラブが外まで伸びる」というアイデアより、ずっとおもしろいのです。

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折附です。コメントありがとうございます。
やっと青木先生の課題の意味が理解できたような気がしました。
自分のつくる模型の意味をもっと考えてつくってみます。

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