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2012年度 ビジュアルデザイン学科 アート&デザイン特別講義『新しい住まいのつくりかた』+ワークショップ『モバイルハウスをつくってみよう』坂口恭平氏

2012年06月08日 ビジュアルデザイン学科 特別講義

坂口恭平

1978年生まれ。2001年、早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家・作家・絵描き・踊り手・歌い手。2011年5月、新政府を樹立し、初代内閣総理大臣に就任。写真集に『0円ハウス』(リトルモア)、著書に『TOKYO0円ハウス0円生活』(河出文庫)、『隅田川のエジソン』(幻冬舎文庫)、『TOKYO一坪遺産』(春秋社)、『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』(太田出版)などがある。2012年に、新政府を立ち上げてからの思考の軌跡を綴った講談社現代新書「独立国家のつくりかた」を出版。発売4日目で5万部のベストセラーになっている。

特別講義『新しい住まいのつくりかた』自分独自の経済をゼロから作り出す

日本語の経済の語源は「経世済民」、意味は「世を治し、民を救う」である。つまり、これが経済なのです。英語のeconomicsの語源は、oikos(家)とnomos(在り方)です。こちらは「自分の住まいとはいかにあるべきかを考える」、これが経済なのです。分かりますか?どこにもお金は入ってきてない。なのに、僕たちは今お金のことしか考えていない。お金がないと生きれないと勘違いしている。ここに大きな誤解がある。なぜ誤解があるかはお分かりですか?考えていないからです。だから、考えよう。僕は今までずっと考えてきた。お金なんか稼げなかったけど、死にそうになったことは一度もなかった。なぜなら考えてきたからです。そんな考える練習をしたい。そんな講義にしたい。生きのびる技術を学べる機会にしたいです。

会場:
神戸芸術工科大学 吉武記念ホール
日時:
2012年6月20日(水)17:00~19:00
講義終了後セレンディップ上CAFEにて交流会を開催予定
参加方法:
申し込み不要・聴講無料

ワークショップ『モバイルハウスをつくってみよう』みんなで一軒のモバイルハウスをセルフビルドしてみる

現代社会を意識したポジティブで柔らかな多様な視点で、独自クリエイティブ・アイデアを武器に、サバイバルに生きる方法を学ぶ。自らを新政府初代内閣総理大臣と命名、独立国家として、ゼロから新たな世界を強く熱くイメージすることから始めよう。神戸から外の世界を見渡してみる為の、実験的思考と制作の体験道場。

会場:
神戸芸術工科大学 ビジュアルデザインラボラトリー 9301教室
日時:
2012年6月19日(火)11:00~16:00
2012年6月20日(水)11:00~15:00
参加方法:
抽選20名(見学自由)
※応募先:visual-info@kobe-du.ac.jp
※抽選〆切:2012年6月17日(日)18:00
※当選発表:2012年6月18日(月)
神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科

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