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神戸芸術工科大学アジアンデザイン研究所準備室 第一回シンポジウム「太鼓台は宇宙山」日本のかたち、アジアのかたちが照応しあう…

2009年06月29日 アジアンデザイン研究所 イベント

神戸芸術工科大学アジアンデザイン研究所は、日本、韓国、中国、香港、台湾、タイ、ベトナム、シンガポール、インドネシア、インド、ネパールなどに みられるアジアンデザインの特性と魅力を、フィールドワークと比較研究活動をとおして明らかにし、その成果を世界に発信することを目的しています。 2010年4月の開設をめざして、目下設立準備中です。
その第一弾として下記の通りに神戸芸術工科大学アジアンデザイン研究所準備室第1回シンポジウムを開催することになりました。つきまして下記の内容でご案内申しあげます。

● テーマ:「太鼓台は宇宙山」日本のかたち、アジアのかたちが照応しあう…
瀬戸内海沿岸を中心分布する、華麗な山車「太鼓台」。太鼓の打音を鳴り響かせ、色鮮やかな布団を載き、百人近い町衆に担がれてそびえ立つその姿は祭礼の場 に賑わいをあたえ、日本各地で曳きだされる数多い山車の中でとりわけ際だつ存在である。アジアンデザイン研究所は、神戸―瀬戸内海文化の結びつきを重視 し、この山車に注目し、以下のような多彩な視点で「太鼓台」とアジアの山車、祭礼との関係性を調査・研究する、太鼓台を通して見とることができる、「アジ ア文化圏に共通する神話的造形の象徴性、意味性」を明らかにしようと試みる。

● 講演者:
○ 尾崎明男(太鼓台研究の第一研究者)
齊木崇人(神戸芸術工科大学学長、教授)

杉浦康平(神戸芸術工科大学名誉教授、アジアンデザイン研究所設立準備室室長)

今村文彦(神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科教授)

● 日時:平成21年6月20日(土)14:00~16:30
● 会場:神戸芸術工科大学 クリエイティブセンター2階

● 定員:100名(無料・事前申込み要)
● 申込方法:氏名・住所・電話等の必要事項を、電話・FAXにてお知らせ下さい。
● 申込先:神戸芸術工科大学 事業推進課(Tel:078-794-2112 Fax:078-794-5027)